
8回、ターナー(8)が逆転満塁本塁打を放つ(撮影・吉澤敬太)
「WBC準々決勝、アメリカ代表-ベネズエラ代表」(18日、マイアミ)
激戦の準々決勝はアメリカが八回、T・ターナーの満塁弾で再逆転に成功した。
超満員となった「ロンデポ・パーク」。ベネズエラ代表とアメリカ代表、ファンの数はほぼ均等で1球、1球、スタンドからは地鳴りのような歓声が響く。
無死満塁でマウンドに上がったS・ブラチョだったが、T・ターナーに真ん中に甘く入ったチェンジアップを狙われた。
打った瞬間、スタンドインを確信する打球に、マウンド上のS・ブラチョはグラブを叩き付けるなど激高。国と国の威信を懸けた戦いは白熱の終盤戦となっている。