
校内に貼られた電力消費量のグラフ
倉田小学校6年2組の生徒38人は先ごろ、1年間各授業で取り組んできたSDGsの学習成果発表を行った。
エネルギーと電気について昨年4月から学習を始めた同クラスは、2030年、40年には原子力や風力など各種発電方法の割合がどのようになるのが最適かを8グループに分かれて発表した。
最後に「身近な電気の話題に気づき、その大切さがわかるようになった」と振り返った。
校内節電に挑戦
1年間、理科や社会、総合学習の時間を通して、児童は太陽光や風力、手回しや自転車などの人力発電を実験。また、市の温暖化対策統括本部や東京ガスネットワーク(株)など外部の協力を得て、各発電方法の環境への影響などを学び知識を深めた。
児童は9月以降、こまめな消灯や防寒対策などチェックリストの作成や、月ごとに校内の電気消費量をグラフ化し、チラシの掲出などで校内や地域に向けて節電を呼びかけた。
結果同校は10月以降毎月、一昨年の電気消費量を下回る成果を上げた。
タウンニュース戸塚区版