
24日朝、北海道紋別市渚滑町で撮影された1頭のクマです。
国道沿いの草地を、山の方へゆっくりと歩いて行きます。
このクマは、24日午前8時すぎ、元西橋近くの国道273号線を横切っているのを、パトロール中の警察と地元の森林組合が目撃したものです。
体長はおよそ1.5メートルだったということです。
紋別市渚滑町では、20日から同じ個体とみられるクマの出没が相次いでいて、22日は、住宅の庭を歩く姿が確認されました。
23日は…国道を走っていた車に飛び出してきたクマが衝突する事故も。24日、クマが目撃された現場の近くでした。
車を運転していた40代の男性に、けがはありませんでしたが車は、右の前側部分が壊れました。
運転していた男性「ぶつかった瞬間に、うーわっと思ったんですけど、あ、クマだと思って、(修理費が)4~50万くらいじゃないって言われて、本当に災害っていう感じです」
相次ぐクマの出没に、警察や紋別市は警戒を強めています。
また、周辺の学校は保護者に車での送り迎えを呼びかけています。
HBC北海道放送