外国人観光客の増加に期待です。
長野県白馬村のスキー場の隣接地に、シンガポール資本の五つ星クラスの高級ホテル建設が計画されていることがわかりました。
伊藤記者:
「白馬八方尾根スキー場です。このゲレンデのすぐ前に新しいホテルの建設が計画されています」
高級ホテルの建設計画は、投資事業などを行う東京の「ウェルス・マネジメント」が20日発表しました。
会社によりますと、グループ企業が白馬村の白馬八方尾根スキー場の咲花(さっか)ゲレンデに隣接する土地およそ3.3ヘクタールを取得し、シンガポール資本の高級ホテル「バンヤンツリー」の日本法人と業務委託を結ぶことで合意しました。
バンヤンツリー・グループは17か国で70を超えるホテルを運営していて、白馬村に誘致する計画のホテル「バンヤンツリー」はグループのホテルで最上級の「五つ星クラス」。
想定する利用者は富裕層の外国人観光客です。
タクシー運転手:
「ホテルはいっぱい数があったほうがタクシーを呼んでもらえるのでありがたい」「冬になれば、8割が外国人」
外国人観光客に人気のJR白馬駅前の和牛しゃぶしゃぶ店の店主は。
下川政治さん:
「ターゲットはアジアから来てくれるような海外の人ですね」
「楽しみです僕は」
「シンガポールの人が結構しゃぶしゃぶ好きで来てくれるので」
白馬村に浮上した「五つ星クラス」のホテル建設計画。
ウェルス・マネジメントは、ホテルの規模や開業の時期については開発申請の許認可が取得できるころに公開するとしています。