俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第123話が放送される。

連続テレビ小説「らんまん」第123話。標本を背負い、避難する万太郎(神木隆之介)(C)NHK
<※以下、ネタバレ有>
大正12年(1923年)9月1日。万太郎(神木)の図鑑は、ついに完成しようとしていた。万太郎は永守(中川大志)がいる神戸に旅立つ準備、寿恵子(浜辺美波)と千歳(遠藤さくら)はいつものように昼食の準備。その時、関東大震災が発生。火災も起き、各地で甚大な被害が出る。大畑印刷所で働く虎鉄(濱田龍臣)は大畑(奥田瑛二)と共に消火活動にあたる。十徳長屋も倒壊。万太郎や千鶴(本田望結)たちはできる限りの標本を持ち、渋谷へと避難し…。
朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。
主題歌はシンガー・ソングライターのあいみょんが担当し、楽曲は「愛の花」。語りは女優の宮崎あおいが務める。