正解はいったいどれ?ネットで相談したら意見が千差万別でどうしよう!

正解はいったいどれ?ネットで相談したら意見が千差万別でどうしよう!

  • レタスクラブ
  • 更新日:2022/09/23
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答えがいろいろありすぎて… / (C)野原広子/KADOKAWA

「今日だけでいいから学校休ませて」がスタートだった。まさかうちの娘が学校に行けなくなるなんて!

文部科学省が2021年10月に発表した「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2020年度、小中学校における長期欠席者の数は28万7747人、そのうち不登校の児童生徒数は19万6127人に及び、8年連続で増えているのだそう。

数々の人気コミックエッセイを手掛ける漫画家・野原広子さんの娘・トモちゃんも不登校になった児童の一人。小学5年生のある朝「今日だけでいいから学校休ませて」と言い出します。野原さんが「今日だけだよ」と許可したところ、そこから学校の話をすると喘息や発熱するようになり、学校に行けず不登校状態になってしまいました。叱咤も励ましもトモちゃんには効かず、どうしたらいいのか悩む野原さん。暗く深い迷路に迷い込んでしまった気分だったそうです。

気づけば一週間学校を休んでしまったトモちゃん。トモちゃんは学校の先生には相談するなと野原さんに釘を刺してきます。野原さんはネットの掲示板で相談することにしましたが、どんな答えが返ってきたのか見てみましょう。

※本記事は野原広子著の書籍『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』から一部抜粋・編集しました。

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ネットで相談してみた / (C)野原広子/KADOKAWA

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ど どうしよう… / (C)野原広子/KADOKAWA

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正解はいったいどれなのでしょう… / (C)野原広子/KADOKAWA

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試しにかけてみるか… / (C)野原広子/KADOKAWA

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泣いて後悔するのは お母さん あなたですよ / (C)野原広子/KADOKAWA

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これはSOSです / (C)野原広子/KADOKAWA

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電話相談でこんな強烈なこと言われるとは思わなんだ… / (C)野原広子/KADOKAWA

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もしやこれは 母が思っている以上にオオゴトなのだろうか? / (C)野原広子/KADOKAWA

この後、ゆっくりと見守る姿勢で不登校の娘と向き合った野原さん。たくさんの大人たちが見守る中で、次第に状況が変化していくのですが、この話を世に発表しようと思った経緯について野原広子さんにうかがいました。

「この話を描くことになったきっかけですが、当時いろいろなことがあって心がポッキリと折れてしまい、1年間くらい仕事もせずにただボケーっとした日々を過ごしていたんです。それをみかねた娘から『何かしなさい』と怒られまして。

それ以前はイラストの仕事をしていたので、娘から『マンガでもかけるでしょ?』と背中を押されたんです。それなら前から気になっていた『不登校』のことを、やさしい感じで伝わりやすいコミックエッセイとして描いてみようかな、と思ったんです。

その何年か前に娘の不登校を経験していたのですが、娘が学校に行けなかった時期に学校で辛いことがあって子どもたちの悲しいニュースが多く流れていて、自殺するくらいなら学校には行かないということを選んでいいんだよ、という思いがあったんです。

この本は不登校の時期のことを書いていますが、『不登校のすすめ』として書いた本です。親としても『不登校』という選択をするには出口のないトンネルに入っていくような不安を感じると思うのですが、出口までこんなだったよ〜という体験談があれば不安が和らぐのではないかと期待を込めて」

先生たちの連携プレーと、周りの助言もあり、徐々に回復し学校に行けるようになったトモちゃん。

「今思えば、初日に『休んでいいよ』と受け入れてあげたのが良かったような気がしています。その時『このお母さんでよかった』と言われたのですが、そのセリフを聞いて、結構切羽詰まっていたのだろうなと思いました。

それと、私の父親(娘からするとおじいちゃん)からの助言で『そのうち元気になるから大丈夫』ということと『何があったか詮索したり、解決しようとするな』という念を押されてまして、それもよかったのかと思います」

焦らず見守る。なかなか難しいことですが、大切な子どもが登校拒否をしたら、「SOS」が出ているという事。子どもに寄り添う気持ちが大切なのかもしれません。

著=野原広子/『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』(KADOKAWA)

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