天白遺跡の出土品紹介 公開講座やパネル展示実施へ 三重県教委

天白遺跡の出土品紹介 公開講座やパネル展示実施へ 三重県教委

  • 伊勢新聞
  • 更新日:2022/11/25

木平芳定三重県教育長は24日の定例記者会見で、重要文化財(考古資料)に指定される見通しとなっている天白遺跡(松阪市嬉野釜生田町)の出土品を紹介する公開講座やパネル展示を実施すると発表した。

県教委によると、県庁の県民ホールと松阪市文化財センター(同市外五曲町)では今月25日から来年3月17日まで、重文に指定される見通しの出土品や発掘作業の写真などをパネルにして展示する。

県埋蔵文化財センターの嬉野分室(松阪市嬉野川北町)では来年1月14日、当時の発掘調査に関わった職員が出土品の考古学的な意義を解説する公開講座を開く。12月22日から参加者を募集する。

重文に指定される見通しの出土品は文化庁に貸し出していることなどから、出土品を県内で展示するのは来年度中となる見通し。来年度には出土品をテーマにしたシンポジウムの開催も予定している。

木平教育長は会見で「縄文時代の貴重な遺跡が身近にあることを、特に県内の子どもたちに知ってもらいたい。指定される出土品はできるだけ早く展示し、文化財の保護につなげていきたい」と述べた。

天白遺跡は縄文時代の大規模な配石遺構で、土偶や岩偶などが平成四年の発掘調査で出土。国の文化審議会は18日、うち163点の重文指定を答申した。縄文時代の文化財が指定されるのは県内初となる。

伊勢新聞

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