入院した際に持参したもの

入院した際に持参したもの

  • 暮らしニスタ
  • 更新日:2023/09/19
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入院した際に持参したもの

10年前のお話にはなりますが、私が乳がんで全摘手術を受けた際に役立ったもの、その後、子宮腺筋症核手術で入院した際にも、同じく持参すると便利だと感じたものをご紹介いたします。

医療の発達と病院の病床の関係で昨今はそうそうに退院&通院治療になるため、10泊11日はまあまあ長期の方なんじゃないかと思います。

お見舞いに来てくれる家族に負担をかけたくなかったので、入院前に事前に自分で準備して、心地よく過ごせるようにいろいろ持っていきました。

私の経験が今後入院を予定されている方の参考になれば幸いです。

▼材料

・ 時計:1

・ タオルマット:1

・ ブーツ型のスリッパ:1

・ 書類入れ:1

・ 半月型のクッション:1

・ 枕サイズのぬいぐるみ:1

・ 香りをたのしむアイピロー:1

・ フリース素材のブランケット:1

・ S字フック:1

■デスク周りで使うもの

筆記用具、クリアファイル、ティッシュ、ウエットティッシュ、ストロー、リップクリーム、ハンドクリーム、トレー。

など一般的な入院グッズにプラスし、テーブルにあると便利だと感じたのが、

「時計」と「書類ケース」です。

入院中は、シャワーや診察、リハビリなど 時間を気に掛けることが度々あり、顔をあげてすぐに見られる場所に見やすい時計があると便利でした。

また、印刷された紙で説明を受けることも度々あるので、書類が思ったよりたまります。

文鎮になる錘と一緒に書類を整理して、定位置にまとめておけるように準備しておくと散らからなくてスッキリ。

■ベッド周りで使えるもの

真冬の季節だったので、体を冷やさないようにブランケットを持参していたのですが、洗えるタイプのブランケットは、ベッドでお食事をする際に布団に食べ物をこぼしたりしないように膝にひいて役立ちました。

真冬だったのでスリッパは足をすっぽり包めるブーツ型のものにしたのですが、これも正解!

術後、廊下を歩いて軽い運動をかねてリハビリをする際に、サンダルのようにスポンと脱げずに動きやすかったです。

また、ベッドの下にマットを敷けるように持参していたのですが、立って着替えをしたりする際に、裸足で床におりず清潔に過ごせるのであってよかったものです。

シャワーの際にも同じマットの裏面を使って、自分専用のバスマットとして使えて2度役立ちました。

また、術後とにかく体を起こすのがつらかった際に役立ったのが、半月型のクッションと枕サイズのぬいぐるみ。

電動リクライニングのベッドを起こした際に腰とベッドの隙間にクッションをさしこんだり、首を支えたりするのにとっても役立ちました。

ひとりで寝返りがうてなかった時にも、半月型のクッションをわきの下にさしこみながら、体を回転させたりと大活躍!

■ コツ・ポイント

写真がないのですが、ベッドの脇、手の届きやすい場所にちょっとしたものをぶら下げられるように『S字フック』は絶対にあると便利!

術後すぐは、寝返りをうてないぐらい傷口が痛くて、芋虫の様にもぞもぞとしながらやっと体を起こすぐらい大変な日があるので、手を伸ばせる範囲にミニバッグに入れてS字フックで柵に引っかけておけるととっても楽でしたよ。

元気なときには私の残した言葉の意味はわからないとおもいますが、体を起こすこと、立ち上がること、「重力のある地球で自力で生きるってすごいな」って経験をしたことがある方とは分かり合えるかもしれません(笑)。

体の一部はなくなってしまいましたが、大病を経て医療スタッフの皆様、支えてくれた家族、友人、職場の同僚のみなさんへの感謝の気持ちで胸をいっぱいにすることができました。

しかしながら、経験しないで済むならしないほうが良い体験。

私のようにつらい、しんどい悲痛な経験をしないように、みなさんには、日々の生活の中で健康を維持できるよう、未病に尽力することをおすすめいたします。

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