民事記録「特別保存」後に廃棄、大分で6件 最高裁の有識者委で報告

民事記録「特別保存」後に廃棄、大分で6件 最高裁の有識者委で報告

  • 朝日新聞デジタル
  • 更新日:2022/11/25
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"記録の保存や廃棄について検証する最高裁の有識者委員会であいさつする堀田真哉・最高裁事務総長=2022年11月25日午前9時31分、東京都千代田区の最高裁、福留康友撮影"

1997年の神戸連続児童殺傷事件など重大な少年事件の記録が捨てられていた問題をめぐり、裁判所の記録の保存や廃棄のあり方を検討する最高裁の有識者委員会の初会合が25日にあった。冒頭で、堀田真哉・最高裁事務総長は「裁判所全体の問題であると考えて重く受け止めており、国民の皆様に申し訳なく、率直に反省しなければならない」と謝罪した。

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委員は元広島高検検事長の梶木寿弁護士、神田安積弁護士、高橋滋・法政大教授の3人。

会議は冒頭以外は非公開。担当者によると神戸家裁での廃棄が発覚した10月以降、各地の状況を調査する中で、保存期限後も捨てない「特別保存」に指定しながら、大分地裁が6件の民事事件の記録を捨てていたことが報告された。県立高校の剣道部員が練習中に熱中症で死亡した事故で、県などに賠償を命じた裁判などの記録だという。また、神戸家裁による廃棄の経緯について、最高裁の調査内容が委員に説明された。

このほか、今後は神戸の事件の遺族に意見を聞くことや、大分の事例などに調査を広げることを検討し、議論の結果を報告書にまとめることが話し合われたという。(根岸拓朗)

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