
ソロライブを行った古畑奈和-(ⓒ2022-Zest,-Inc.)
名古屋・栄を拠点に活動するSKE48の古畑奈和(25)が22日、東京・新宿ReNYで「古畑奈和 LIVE かえるぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ6ぴょこぴょきょ」を開催した。
ステージに梅雨の季節らしく傘をさしたカッパ姿で登場した古畑は「スコールの間に」「少女は真夏に何をする?」「僕らの風」を続けて披露。「となりのバナナ」では、古畑を特に慕っているSKEの松本慈子と伊藤実希がゲストメンバーとして現れ、順にパフォーマンスした。
曲が終わると、青いジャージ姿でゲーム機のコントローラーを持った古畑が登場。「積み木の時間」ではスクリーンにゲーム画面が映し出され、古畑がゲームをしながら歌うという演出で、ファンは部屋を覗いているような感覚を楽しんだ。
中盤の「雨のピアニスト」では美声を響かせ、「今夜はShake it!」「恋愛サーカス」では、キレのあるダンスパフォーマンスで魅了。「エンドロール」「消せない炎」、「How come?」では、白のパンツルックの古畑が黒いワンピースの松本と伊藤をバックダンサーに従え、一転してクールで息の合ったダンスで魅せた。
アンコールでは「口移しのチョコレート」と(「わるきー」改め)「わるちゃん」のどちらを見たいかを、ステージ上からファンに緊急アンケート。「わるちゃん」の人気が上回り、角と尻尾をつけたセクシー&キュートな姿で歌唱し、客席からは大きな拍手が送られた。
9月末での卒業を発表している古畑。同24日には愛知・日本ガイシホールで「古畑奈和卒業コンサート」を開催する。
古畑は「おそらくSKE48では最後のソロライブになるということで、ファンの皆さんに楽しみ尽くしてほしいなと思って、好きな曲を集めて、いろんな色を見せることで、楽しかったっていう気持ちを膨らませていきたいと思いました」と告白。映像と融合した演出で、ファンが一緒に楽しめる参加型のライブを意識したという。
コロナ禍の影響でこの日もファンはコールや声援を送ることはできなかったが、古畑は「その分すごく拍手してもらったりとか、私だけじゃなく、ファンの皆さんと作れた特別なライブになったのではないかなと思います。ダンスブロックでも激しく、本当に倒れるくらいの熱量で歌ったり踊ったりしたんですけど、ファンの方も同じ熱量でどんどんサイリウムを振る熱量が上がってきたのも伝わってきたので、負けずにステージに立てたことがすごいうれしくて楽しかったです」と充実感をにじませた。
古畑らしいクールな姿のほか、かわいい衣装でアイドルらしい笑顔も弾けさせたが、「やっぱりアイドルっていう部分もしっかり見てもらいたかったし、いろんな私を、かっこいいのもかわいいのも全部が私なんだよっていうのを見てもらえたらいいなって思って、こんなライブになりました!」とアイドルとしての最後のソロライブを振り返った。
東スポWeb