初開催MotoGPインドGP、早くも開催に暗雲? ビザ発給遅れでマルケスを始め多くのライダー&チームが入国できず......

初開催MotoGPインドGP、早くも開催に暗雲? ビザ発給遅れでマルケスを始め多くのライダー&チームが入国できず......

  • motorsport.com 日本版
  • 更新日:2023/09/19
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9月22日から開催予定のMotoGPインドGPだが、19日(火)現在、ライダーやチームスタッフへのビザ発給が遅れていることが明らかになっている。場合によっては、週末のスケジュールが変更される可能性もあるようだ。

MotoGPのインドGPが開催されるのは、今回が初。物流面などで問題が起こる可能性は以前から指摘されていたが、19日(火)現在、危惧されていたような問題が現実のものとなっている。

サーキットのホモロゲーションがまだ未完了であり、安全性の問題は懸念される点のひとつだが、それ以前に問題となったのは人の移動だ。パドックメンバーの大部分は19日のフライトでインドへ向かうことを予定していたものの、入国に必要なビザの発給が遅れているため、移動できていない人達が多数存在しているというのだ。

移動できていないメンバーの中にはレプソル・ホンダのマルク・マルケスとジョアン・ミルも含まれている。

マルケスは19日午前の段階でSNSを更新し、「ビザがなくてフライトが遅れているから、もう少し自転車を漕いで行くよ」とマウンテンバイクにまたがる写真とともメッセージを投稿した。

現時点でマルケスは20日(水)のフライトでインドに向かえることを期待しているという。なおホンダはフライトが遅れた関係で、20日に予定していた現地工場の訪問を中止している。

一方でドゥカティとアプリリアは、インドに移動できたことが確認されている。ヤマハもビザを受け取っているようだ。ただ他のチームの多くは移動できていない状況にあり、ジャーナリストやカメラマンも同様の問題に直面しているという。

なおIRTA(国際ロードレーシングチーム協会)は、この問題でフライトを変更しなくてはならなかった人達に、金銭的な保証を行なうと約束している。

現段階では遅くとも21日(木)には全員がサーキットに到着することが目指されている。しかしビザの発給と渡航の状況次第では、22日(金)の走行スケジュールを部分的、または全面的に削減するという案も検討されているようだ。

Motorsport Network.

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