オリックス・山岡泰輔投手(27)が大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、現状維持の推定年俸7200万円でサインした。

契約更改を終え笑顔で会見するオリックス・山岡(撮影・後藤 正志)
昨年12月に公示された契約保留選手名簿(支配下)に記載された12球団の日本人選手では大トリ。契約交渉を代理人に任せ、広島で自主トレを行っていたため、3年連続で1月下旬の更改となった。現状維持でのサインに「来年も頑張れるような契約をしていただきました」と話した。
昨季は新型コロナウイルス感染による離脱もあり、規定投球回の到達はならなかったが、先発で6勝を挙げ、防御率2・60と力を示し、リーグ2連覇に貢献した。
会見では交渉の席で、遠征先でのトレーニングについて「ホテル以外ではできないとなっているので、もう少し場所がほしいというのを伝えさせていただいた」と球団に要望したことも明かした。
リーグ3連覇、日本一連覇がかかる今季へ向け「日本一になって、すごくいい経験をさせてもらった。やっぱり今年もあの場所で投げたいという気持ちがすごいある。あそこを目指してやっていけたらいいかなと思います」と意気込んだ。