
25日、天皇皇后両陛下が、三島町の老人ホームの人たちとオンラインで交流されました。
両陛下は、25日の午後、東京の御所と三島町の特別養護老人ホーム桐寿苑をインターネットで結び、オンラインで交流されました。
桐寿苑は、高齢化と過疎化が進む三島町に23年前に設けられ、現在50人が入所しています。
両陛下は、施設での暮らしや職員の取り組みを視察され、入所者らと懇談されました。
施設の入所者
「(両陛下に)地方のことをわかっていただいて話をできるのは、国民として心強いと思っております。」
オンラインで同行した内堀知事によりますと、両陛下は「きょうの寒さはどうですか」などと、ひとりひとりにお声掛けをされたということです。
内堀知事
「双方向の形、あるいは入所者の話に耳を傾けて傾聴していただく、どの場面も非常に思いやりに溢れた行幸啓であったと思います。」
両陛下は会津の民具や伝統にも関心をもたれ、すり鉢とすりこぎの使い方や、赤カボチャなどについてもお尋ねになったということです。
福島中央テレビ