
訓練で団地に避難する児童
勝田小学校(勝田町)は5月12日、全校児童約740人が近隣団地に避難する訓練を行った。同小学校は昨夏から校舎の建て替えで校庭が使えないため、勝田団地第三自治会の厚意で避難場所を団地とする協力を得た。
避難訓練は理科室で火災が発生した想定で実施した。校内放送後、児童はクラスごとに校舎を出発。ヘルメットをかぶりハンカチで口を押えた児童たちは団地住民が見守る中、ふた手に分かれて団地に避難した。避難にかかった時間は13分。石澤康史校長は「もう少し素早く行動できるとよかった。もし本番があった場合は、注意事項を守り先生の話を聞いて避難しましょう」と総評した。

小学校へ戻る児童たち
タウンニュース都筑区版