【馬毛島】経済効果を地元企業に 種子島1市2町に協議会設置を要望 鹿児島

【馬毛島】経済効果を地元企業に 種子島1市2町に協議会設置を要望 鹿児島

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  • 更新日:2023/05/26
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鹿児島テレビ

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アメリカ軍の訓練移転などで基地工事が進む鹿児島県西之表市の馬毛島を巡る動きです。

種子島で宿泊施設や物流業を営む岩崎産業が、地元企業の要望などを吸い上げる協議会の設置を求める要望書を種子島の1市2町に提出しました。

要望書を提出したのは、種子島で宿泊施設や物流業を営む岩崎産業の岩崎芳太郎社長です。

西之表市の馬毛島では、アメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設建設のため、2023年1月から工事が始まっていて、ピーク時には工事関係者が種子島に2000人馬毛島に4000人が住む予定です。

岩崎社長は26日の会見で、現在の種子島の課題として工事の物資を運ぶための物流体制が脆弱であることや、作業員が住む場所が少ないためアパートの賃料が高騰していることなどをあげました。

その上で、現状では種子島の地元企業に工事による経済効果が見込めないとして行政と民間が解決策を協議する場の必要性を訴えています。

岩崎社長は地元企業からの要望を拾い上げ、防衛省に要請するための協議会を設置するよう5月9日付で1市2町に要望書を提出したということです。

岩崎産業・岩崎芳太郎社長

「このままいくと、1兆円近くの公共工事が鹿児島でなされるにもかかわらず、いい形で経済効果が起ききないだろう。地元の県、市町村もしっかり国に対して要望を出していかないといけない。」

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