大町市長選挙、現新2人の訴えと市民の期待は? 長野

大町市長選挙、現新2人の訴えと市民の期待は? 長野

  • SBC NEWS
  • 更新日:2022/06/23

6月26日に投開票が行われる大町市長選挙には、現職と新人の2人が立候補しています。

立候補しているのは、届け出順に、新人でパソコン教室を経営する鈴木良三(すずき・りょうぞう)さん66歳と、現職で5期目を目指す牛越徹(うしこし・とおる)さん71歳のいずれも無所属の2人です。

人口減少や少子高齢化、産業の活性化対策などの課題にどう取り組むのか。
候補者の訴えと街の声を聞きました。

「この美しい景色を守ることが私の大町への御恩返しだと思っています」
JR信濃大町駅前で第一声をあげた新人の鈴木良三さん。
大学進学後は東京で暮らしてきましたが、街づくりには外からの視点が必要だとし、故郷の市長選に名乗りを上げました。
「田んぼの耕作のために来るたびに大町がだんだん寂しくなっていくんですね、何とか大町を前の元気な姿に戻せないかと」

「新たな気持ちで初心に立ち返って5選を目指すところに決意したところです」
市街地の事務所前で選挙戦の口火を切った現職の牛越徹さん。
後援会組織のほか、経済団体、労働団体などの推薦を得て、市内の遊説や辻立ちで政策を訴えます。
「何とかしてコロナ禍を乗り越え、そしてこれからも持続可能な大町をつくるために一生懸命力を尽くしていきたい、そのためには人口減少にブレーキをかける少なくとも減少を止めるというところまで何とかいきたい」

人口およそ2万6千人と、県内にある19の市の中で18番目の規模の大町市。
この15年で人口は2割近く減り、65歳以上の人口を示す高齢化率も10ポイント増えて、およそ40%となり、少子高齢化対策は喫緊の課題です。

両候補とも空き店舗が目立つ中心市街地の活性化や若者世代の支援、情報化政策、自然保護などを課題として掲げています。

(70代・飲食店経営)
「もちろんコロナの影響もあるけど停滞ずっとしてるでしょ、ご覧の通り商店街、市街の活性化ですね」
(40代・飲食店経営)
「僕たちも物件探してたりするんですけど、空いてるところいっぱいあるんですけど、公開されてないんで、行政で何か(仲介など)やってくれたらいい」
(40代・食品製造業)
「仕事しながらも子どもを見てもらえるような環境があったりとか、雨の日でも(子どもが)遊べるようなところがあったりだとか、何もないような環境なのでもっと楽しくなったらいいなと思う」
(70代・タクシー運転手)
「観光があまりないでしょここは、ダムしかないんで、もっと腰を据えたことをやってもらいたいと思います」

パソコン教室を経営する鈴木さん。
ボランティアの力を借りる草の根型の選挙戦でマンパワーが不足するなか、IT技術も活かしながら訴えを続けます。
「(遊説を)録音して編集して、疲れたらこれを流す、きっとね4日目くらいになるとヘロヘロになってるはずなんです、声も出なくなるかもしれない、その時にこれを使おうかなと思ってます」
選挙で第一に掲げるのは、県が進める地域高規格道路・松本糸魚川連絡道路建設の再検討。
大町の景観が損なわれるとしてインターネットにも画像を載せ、主張を繰り広げています。
「この大事な景観を壊されるか壊されないかという、そういうところをまずは選択肢として市民のみなさんに選んでいただいて、その先に高齢化問題とかシャッター化とかそういったものがある、この大町市が大町市じゃなくなっちゃうんですよくらいの危機感をもって、選挙の投票に臨んでほしい」

「よろしくお願いします、持続可能な街づくりに力を尽くして参りますので、ぜひ引き続きご支援をお願いします」
現職の牛越さんは、新型コロナのワクチン接種の早期実現などこれまでの実績を強調。
「おいしいですね、地域の食材を使っていただいているお店(の弁当)ですね、市民の皆さんに直接お訴えしまた手を振っていただく、あるいは車を止めてお話しするそうした大事な大事な機会になりますね」
物価高対策など市民生活の支援やにぎわいの創出など、アフターコロナを見据えた活性化策の推進を訴えます。
「地域の実状、地域の苦しさ、市民の皆さんの願いというものはいままでも肌で感じてきました、それを施策に具体的に生かしていきたい、持続可能な街づくりをしっかり皆さまに訴え、協力をいただくよう努めてまいります」

大町市長選挙は26日に投票が行われ、即日開票されます。

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