
製造・販売会社の社長
いわゆる“大麻グミ”をめぐり、販売停止命令が出された大阪市内の製造会社の工場に、厚生労働省麻薬取締部が立ち入り検査を行いました。
近畿厚生局麻薬取締部が立ち入り検査を行ったのは、大阪市内の“大麻グミ”の製造会社の工場です。
この会社の“大麻グミ”をめぐっては、食べたあと体調不良で救急搬送されるケースが相次ぎ、麻薬取締部は20日、大阪市北区にある会社の本社にも立ち入り検査を行っていました。
20日の検査では保管場所の倉庫から“大麻グミ”が見つかり、厚生労働省は成分の検査結果が出るまで、会社に対し販売停止命令を出しています。
麻薬取締部は、21日の検査でも工場に“大麻グミ”がないかを調べたとみられます。
東京の販売店への検査で見つかった“大麻グミ”からは、大麻に似た合成化合物の「HHCH」が検出されていて、厚生労働省は21日の審議会で指定薬物にするか検討し、早ければ22日から指定する方針です。