巨人のオコエ瑠偉外野手(26)が21日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレ。マシン打撃やキャッチボールなどで汗を流し「どうすれば1軍に居続けられるかという、実戦的なことをより考えるオフシーズンにできれば」と語った。

ジャイアンツ球場で打撃練習を行う巨人・オコエ
宮崎秋季キャンプは腰痛で途中帰京も「大丈夫」と回復。シーズンは大きな離脱もなく完走した。今季1軍では41試合で打率・235、2軍では57試合で打率・306。「結果としては本当に物足りないですけど、凄い成長できた、引き出しが増えたと感じた1年」と手応えを語った。
19日に東京ドームで行われたアジアプロ野球チャンピオンシップ決勝を生観戦していたこと明かし「めっちゃ楽しかった。良い経験になりました」と笑顔。その中でも、門脇の劇打のシーンを例に挙げ「基本は苦しいカウントになったら真っすぐファウルでいいやくらいの中間でいく。それが門脇はうまい。最後決めた時も“こういう感じで行くだろうな”と思っていたらそのとおりになった」と振り返った。
巨人2年目となる来季。白紙となっている外野手のレギュラー争いへ「来年こそは、そのチャンスを掴めれば」と闘志。「1軍の戦力として、1年間ちゃんとチームに貢献できるようなプレーができれば」と意気込んだ。