園児の置き去り根絶を!幼稚園バスに安全装置(福島)

園児の置き去り根絶を!幼稚園バスに安全装置(福島)

  • KFB福島放送
  • 更新日:2023/05/26
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郡山市の尚志幼稚園では、26日から安全装置のついたバスでの送迎を始めました。

子どもたちの命を守る安全装置は、前日にバス会社の担当者らが、約2時間かけて取り付けました。

安全装置は、バスのエンジンを切ると、車内に置き去りにしていないか点検をするように、注意を促すアナウンスが流れます。

「車内点検を行ってください。子どもは残っていませんか。」と、バスの後方にある点検ボタンを押すまで、このアナウンスが流れつづけます。

エンジンを切り、点検ボタンを押さずに10分が経過すると、「社内点検が完了していません。車内に取り残された人がいないか確認し、点検ボタンを押してください。」と、バスのライト付近に取り付けられたスピーカーで、周囲に危険を知らせます。

上村 拓馬記者「万が一、車内に取り残されてしまった場合でも、こちらのSOSボタンを押すことで車外に異変を知らせることができる」

園では、子どもたちに「バスで1人になったら赤いボタンを押す」ということを、徹底して教えていきたいとしています。

尚志幼稚園の金澤 右子教務主任は、「(これまでも)運転手と添乗の職員でダブルチェックはもちろんしていたが、さらに機械での安全安心というところで、保護者にとってもスクールバスのさらなる安心につながると期待している」と話していました。

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