ナチュラル洗剤で汚れを劇的に落とす方法。「1%の重曹水」が超便利

ナチュラル洗剤で汚れを劇的に落とす方法。「1%の重曹水」が超便利

  • MYLOHAS
  • 更新日:2021/04/07
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「掃除しなきゃ」と思うと、つい買ってしまうのが用途別の洗剤。キッチン用、お風呂用、トイレ用といつの間にか増えていき、家に何十本と洗剤がある……という人も多いのではないでしょうか。

こうしたモヤモヤを解消してくれるのが、人にも環境にもやさしい「ナチュラル洗剤」を使った掃除に詳しい本橋ひろえさん。著書『やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法』(主婦の友社)から、毎日の掃除をシンプルにするテクニックをご紹介します。

洗剤で落とす汚れの種類は「3つ」だけ

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化学系の企業で合成洗剤製造を担当した経験から、汚れ落ちに関してさまざまな知識を持つ本橋さん。現在はナチュラル洗剤についての研究を深め、ナチュラルクリーニング講師としてその使い方を広めています。

本橋さんによると、家庭の掃除で落とすべき汚れの種類は、じつは下記の4種類しかありません。

1.ホコリ・チリ
2.酸性の汚れ(アブラ、食べ物のカス、体から出る汚れなど)
3.アルカリ性の汚れ(水アカ、石けんカスなど)
4.カビ・雑菌

このうち、洗剤を使って落とす必要があるのは2~4の3種類だけ。ホコリやチリは、アブラと混ざってこびりつく前なら、掃除機やワイパーだけで取り除けるからです。

キッチンやトイレなど、場所によって汚れのつき方は異なりますが、汚れそのものの構成要素は変わりません。場所や用途ごとに細分化して、たくさんの合成洗剤を使い分ける必要はないのです。

5種類のナチュラル洗剤で「きれい」を完結

本橋さんが提案するのは、合成洗剤ではなく5種類のナチュラル洗剤のみを使い、家も服も食器もきれいにしてしまうこと。用意するのは下記の5点です。

1.重曹
2.石けん
3.過炭酸ナトリウム
4.アルコール
5.クエン酸

これらのうち、重曹、石けん、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)はアルカリ性です。本橋さんによると、家庭の汚れの8~9割はアブラ汚れ、皮脂汚れ、食べ物の汚れなど酸性の汚れ。そのため、アルカリ性の洗剤で中和すると汚れがゆるみ、こすらなくても拭くだけで汚れが落ちるのだそう。

クエン酸は酸性なので、頑固な水アカや石けんカス、アンモニア汚れなど、アルカリ性の汚れに効きます。アルコールは中性ですが、アブラ汚れを溶解させてくれるため、水と混ぜてスプレー状にして使用。除菌もしてくれるので、毎日のトイレ掃除や、風呂場のカビ予防にも適しているといいます。

「1%の重曹水」が超便利

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ナチュラル洗剤は手肌や環境にはいいけれど、汚れ落ちはイマイチ、というイメージがある人もいるかもしれません。

本書を読んで感じたのは、ナチュラル洗剤は汚れを強引に落とす洗剤ではないということ。汚れの成り立ちを理解して、落としたい汚れに適した方法で使うことで、合成洗剤に負けない威力を発揮してくれるのです。

たとえば重曹では、こんな使い方が提案されています。

1%の重曹水を作って、あちこち拭き掃除。手アカや軽いアブラ汚れを拭きとるのに超便利。重曹水に浸してからしぼったぞうきんで拭けば汚れがとれ、二度拭きも不要。安全性も高い。・重曹の粉は水にとけないので、そのままふりかけてクレンザーとして使用できる。たとえば、茶しぶをとるなど。・加熱すると発泡する性質があるので、鍋の焦げつきがとれる。

(『やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法』45ページより引用)

重曹は常温の水には溶けないため、1%の重曹水を作るときは、40℃くらいのぬるま湯を使うのがコツだと本橋さん。

作りやすい分量としては、お湯200mlに対して重曹小さじ1/2。たっぷり作りたいときは、お湯2リットルに対して重曹小さじ5が目安です。

手強い電子レンジの汚れは「蒸気」で落とす

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本書ではこのように、5種類のナチュラル洗剤それぞれの使い方がくわしく紹介されています。

汚れにあわせてナチュラル洗剤を使い分ければ、毎日の掃除がぐっとシンプルに。とりきれなかった汚れだけ「週末掃除」や「季節掃除」でリセットすれば、ラクにきれいな家がキープできるというのが、本橋さん流の掃除術の大きなメリットです。

本書を読んで、すぐチャレンジしたくなったのが「電子レンジのこびりつき掃除」。レンジは汚れをそのままにして次の調理をすると、前の汚れが熱でかたまって、庫内に焼きつけられてしまうとのこと。そこで活躍するのが1%の重曹水です。

1.ボウルに1%の重曹水を作り、ふきん(綿などの天然素材)に含ませる。2.1を軽くたたんで電子レンジに入れて600Wで1分間加熱し、そのまま5分待つ。3.庫内に蒸気が充満しているうちに2のふきんで内部を拭き掃除。4.こびりついてとれない汚れはメラミンスポンジで拭きとる。

(『やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法』109ページより引用)

1%の重曹水をふきんに含ませ、庫内で熱して蒸気を充満させるとは驚きのアイデア。新しい方法を試してうまくいくと、達成感もひとしおですよね。

気温が高くなるこれからは、アブラ汚れがゆるみやすく、お掃除のベストシーズンだと本橋さん。本書を参考に、家中の気になる場所をピカピカにしてみてはいかがでしょう。

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やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法

1,430円

やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法

image via Shutterstock

田邉愛理

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