6月22日の公示が有力視されている参議院選挙。立憲民主党県連代表で鹿児島県議会議員の柳誠子さんが13日、鹿児島選挙区に立候補することを正式に表明しました。
(立憲民主党 柳誠子氏)「鹿児島県からはまだ誰一人として女性の国会議員を輩出できていない。今私がここで声を挙げなければ何も変わらない」
柳誠子さんは鹿児島県南九州市出身の61歳で、2007年に県議会議員に初当選し、現在4期目です。去年12月からは立憲民主党県連の代表を務めています。
参院選立候補に向けて、今月23日に県議の辞職願を提出することにしていて、選挙戦では、社会保障の充実や、西之表市・馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転反対などを訴えたいとしています。
(柳誠子氏)「暮らしはますます厳しくなったという声が圧倒的。社会保障制度を充実させたい。馬毛島問題も平和問題として争点にしたい」
柳さんは党本部から公認を受けたほか、県内の野党のうち立憲民主・国民民主・社民の3党と、県議会の野党系会派「県民連合」、それに労働組合の「連合鹿児島」で構成する「5者会議」は、柳さんを統一候補として支援することを決めています。
参院選鹿児島選挙区には柳さんのほかに、自民党現職の野村哲郎さんと共産党新人の山口広延さんが立候補を予定しています。

参院選 立民県連代表・柳誠子氏が立候補を正式表明 鹿児島
MBC南日本放送