
自分の体型の変化に落ち込み、奮発して矯正下着を購入した筆者の友人Aさん。みるみるキレイになっていった彼女でしたが、それを妬むある人物がとんでもない行動を起こしたのです。Aさんから聞いた話をご紹介します。

奮発して買った矯正下着
「昔はどんなに食べても太らなかったのに、最近肉付きがよくなった気がするな」
30代半ばのAさん。元々スリムでしたが、最近体型の変化が気になるようになりました。ただ、運動や食事制限はしたくない……。
「たしか友達が矯正下着ならつけるだけでスッキリするって言ってたっけ」
Aさんは矯正下着の専門店へ。見に行くだけのつもりが、店員さんに勧められて試着をすることになりました。
「うわ~! 私の身体じゃないみたい! こんなにお肉って集められるんですね!」
鏡に映る自分に感動したAさんは、洗い替えも含め30万円ほど払い即決で購入。それから毎日矯正下着を着用し、徐々にスタイルに変化が現れていきました。
矯正下着がなくなった
そんなある日、Aさんはクローゼットにしまっていた矯正下着がなくなっているのに気が付きます。
「えっ? なんで?」
Aさんの頭は真っ白に。何日間か家中を探し回っていたのですが、ある日、洗濯かごの中から明らかに着用した後だと思われる矯正下着を発見したのです。
犯人「女に戻れる気がした」
Aさんは夫・姑の3人家族。普通に考えて、犯人は姑しかいません。
「お義母さん。これってどういうことですか?」
洗濯かごを見せて問い詰めるAさんに、初めは知らんぷりの姑でしたが、さすがにしらばっくれるのは無理があったようで……。
「あなたばかりズルいと思って。なんか私もこれで女に戻れる気がしたの」
「女に戻れるってどういうことですか?」
姑は夫と若くして死別。長く女性として寂しい思いをしてきたそうで、「最近やっと彼氏ができたの」と口にしました。あまりにも生々しい発言に唖然とするAさん。
「まさかそのためにこの下着を着用したってこと?」
さすがにそこまで聞けないし、聞きたくない……Aさんはその矯正下着を捨て、泣く泣く新しいものに買い換えることにしました。
まとめ
姑がクローゼットを物色していただけでなく、嫁の下着をこっそり着用していたなんてゾッとしますね。
いくつになっても女でいることを忘れないのは素晴らしいことですが、自分の勝負下着は自分で買ってほしいものです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:はぴまる
【ltnライター】はぴまる