３回、杉本は復帰後初打席で中越えに９号ソロを放つ（撮影・佐藤厚）
「西武－オリックス」（２６日、ベルーナドーム）
オリックスの杉本裕太郎外野手が、リーグ単独トップとなる今季９号の先制ソロを放った。
両軍無得点の三回。１ストライクから松本の１４３キロ速球を捉えた。打球はグングン伸びて、バックスクリーンへ。「感触も良かったですし、ホームランになると思いました。みなさんただいま！」とコメントした杉本は一塁を回る前に右手を突き上げ、喜びを爆発。ベンチ前ではお決まりの昇天ポーズ。ファンも大歓声を送った。
杉本は２日のソフトバンク戦（ペイペイ）で左足を負傷し、３日に左ふくらはぎの軽度筋損傷と診断されていた。同日に出場選手登録抹消。１６日にファームで実戦復帰を果たすと、２３日のウエスタン・広島戦（由宇）ではファームの１号３ランを放っていた。
２４日の同戦では２打席連続で適時打を記録。順調に状態を上げてこの日、昇格即スタメンで復帰１打席目での一発を放ってみせた。離脱中も８本塁打はリーグトップタイだったが、いきなり単独トップに躍り出た。
