新型コロナで転落、元ホームレスの4人に聞いた急場のしのぎ方

新型コロナで転落、元ホームレスの4人に聞いた急場のしのぎ方

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2021/05/01

ウィズコロナ時代、突然の失職や休職を余儀なくされるリスクが顕在化。いきなり無一文になってしまったら、一体どうやって生き延びればいいのか――。家もない、カネもない、仕事もない。そんな究極な貧困状態ともいえる経験をした元ホームレスの4人に話を聞いた。

◆元ホームレスたちが語る食う・寝る・稼ぐライフハック

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境遇は違えど、共通することも多かった4人。三大欲求で最初になくなるのは「性欲」と口を揃えた

新型コロナの影響で、家なき子に転落してしまったのが、元ホストのタツヤ(26歳)と元ヤミ金業のエイジ(25歳)だ。

「空腹だと熟睡できない。シケモクで紛らわしてたけど、ないときは野草を炙って吸う」(タツヤ)

「新宿界隈で野宿をしながら、食事はうまい棒を3日間に分けて食べてましたよ」(エイジ)

また、10代のときに2年も公園で暮らしていたマコト(20歳)は、「カネがなくて公園の虫を食べた」と話す。さらに某宗教団体から脱走してきたというジュン(24歳)。

そんな彼らが「食う・寝る・稼ぐ」のライフハックを語った。

◆①絶望する必要なし!食料確保ルートをつくれ

食料の調達で必須なのはSNS。

「『#炊き出し』『#ホームレス』とかのハッシュタグで調べると、開催の日時がわかるのでスケジュールを組んで歩く」(タツヤ)

また、定番のデパ地下の試食コーナーもありだが、一気に食べるとマークされてしまうので要注意。ほかには、「社会福祉協議会に駆け込んで『食べるものがない』と訴えると、炭水化物や甘いものなど、意外にいろいろもらえる」(ジュン)など、全国の福祉サービスに頼るのもありだろう。一方で、どんなに空腹でも口にしてはいけないものが……。

「オシッコはどんなに空腹でも気分が悪くなるだけです」(マコト)

肝に銘じておきたい。

◆②定住地を決めてエリア限定割引を活用

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写真はイメージです 撮影/杉原洋平

カネがかかる飲食店やネカフェも行けない場合は野宿しかないが、場所の選び方は重要だ。

「バスタ新宿近くの高架下はおすすめ。雨風も凌げて、トイレも近い。新宿駅なのに渋谷区のFREE Wi-Fiが使えます」(エイジ)

数年前までは、電源コンセントが使える多目的トイレで寝ていたというが、「最近はアンジャッシュ渡部の件があって、警備員の見回りが厳しくなってしまった」(タツヤ)ということも。またシャワーの確保も大事だが、銭湯は高い。

「町田市はマックのレシートを持って、ネカフェに入ると1時間無料になって、シャワー代100円だけでいける」(マコト)

ほかには「一日3回のお勤めが耐えられるなら、朝昼晩とご飯が食べられて、風呂付きの個室で生活ができる」(ジュン)とのこと。信仰心があるなら宗教施設もありだ。

◆③スマホで素早く錬金。小銭拾いもベタで確実

Z世代の元ホームレスたちは、稼ぎ方も今っぽい。

「携帯のツケ払いで、人気のゲーム機やソフトを購入して高値で転売する」(ジュン)

「自販機は下を漁ると意外に500円玉が見つかる。主要駅周辺は要チェック」(マコト)

また、グレーな錬金術も。

「ツイッターのアイコンを美人にし、『遊べるコいない?』とママ活をにおわせて投稿。DMがきたら出会い系サイトに誘導して登録させるとアフィリエイト代が入る。2週間で13万円も稼げた」(エイジ)

この生存力があるからこそ、宿なしでも生活できたのか……?

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[無職男のサバイバル術]―

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