
練習する大谷(撮影・吉澤敬太)
野球日本代表「侍ジャパン」が19日(日本時間20日)、決戦の地となる米フロリダ州マイアミの「ロンデポ・パーク」で前日練習を行った。
大谷翔平投手(28)はこの日、バックスクリーン右の壁を使い、プライオボールでの練習を開始した。キャッチボールを行うなど、投手練習に専念。今後について「もちろん先発はないと思っていますし、中継ぎでいく準備はしたいと思っています」と驚きの発言を残した。
大谷は16日の準々決勝・イタリア戦に先発。4回2/3を投げ、4安打2失点で勝利投手となった。所属するエンゼルスの意向で、決勝ラウンド2試合は登板せず、打者に専念すると見られていたが、決勝での登板に意欲を見せた形だ。
準決勝・メキシコ戦での登板は否定。その上で「体調との相談。ここまで球団にも本当にわがままを聞いてもらって、本当に許容してやってもらっているところがあるので。最後の最後ですし、あとは体と相談しながら」と話した。