
テニス、BNPパリバ・オープン、男子シングルス準決勝。勝利を喜ぶダニール・メドベージェフ(2023年3月18日撮影)。
【AFP=時事】テニス、BNPパリバ・オープンは18日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのダニール・メドベージェフは7-5、7-6(7-4)で第14シードのフランシス・ティアフォー(米国)に勝利し、自身初の決勝に進出した。
ABNアムロ・オープン、カタール・エクソンモービル・オープン、ドバイ・テニス選手権で3大会連続優勝を飾っているメドベージェフは、ティアフォーの終盤の攻勢を抑え込んでマッチ19連勝。決勝ではヤニック・シナー(イタリア)を下したカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。
この大会ではこれまで4回戦が最高成績だったが、この日は1時間46分の試合のほとんどでしっかり主導権を握った。最後はマッチポイント8本を要したが、9本目のサービスエースを決めてティアフォーを振り切った。
メドベージェフは「最後はクレイジーだった」と振り返り、「かなりの接戦だった。ゲームカウント6-5の40-0からジュースの接戦に持ち込まれたときは、『何てことだ、こんなにたくさんチャンスを逃すなんて。これは流れが悪いかもしれない』と思った」とコメントした。
「だからエースが決まったときにはホッとした」【翻訳編集】AFPBB News