昨年ホープフルS覇者ダノンザキッド(牡=安田隆)はド迫力の動き。CWコースで先行するリアンクール(3歳1勝クラス)を追う形で直線は内に併せる。最後は相手のしぶとさに手を焼きながらも、きっちり併入。時計がかかる馬場を考えれば6F80秒5は優秀、ラスト1Fは圧巻の11秒7だ。

<皐月賞>CWコースにて併せ馬で追い切るダノンザキッド(左)(撮影・亀井 直樹)
動きを確認した安田隆師は「今朝は追走する形でどれだけはじけるかと思ったが、相手もよく走っているからね」と満足げ。休み明けの弥生賞3着で連勝は止まったが本番で巻き返しを図る。