
特別賞のトロフィーを受け取り記念撮影に臨む柴崎岳の兄・健太郎さん(前列右から2人目)ら
青森県サッカー協会は18日、本県サッカーの発展・強化に大きく貢献したとして、スペイン2部リーグレガネスの柴崎岳(野辺地町出身)、J2町田ゼルビアの黒田剛監督(元青森山田高サッカー部監督)と上田大貴アシスタントコーチ(元青森山田中サッカー部監督)の3人に、同協会特別賞を贈った。
柴崎はW杯の2018年ロシア大会、22年カタール大会に、2大会連続で日本代表に選出された。黒田監督は青森山田高監督時代、全国高校総合体育大会で2度、全国高校選手権で3度の優勝に導くなど、同校を全国有数の強豪校に育てた。上田コーチは青森山田中監督時代、全国中学校体育大会で5度の優勝を達成したほか、22年の栃木国体ではサッカー少年男子監督を務め、県勢初の決勝進出を果たした。
青森市の県総合社会教育センターでの贈呈式には、柴崎の代理として兄の健太郎さんが出席し、トロフィーを受け取った。健太郎さんは、柴崎が寄せた「青森県のサッカー環境の中で、自身の夢を叶えられた。これからも、サッカー少年、少女が夢を追いかける場所として、発展していくことを願っている」とのコメントを紹介した。