巨漢打者に限らず野手が大きく育つ下地が西武にある

巨漢打者に限らず野手が大きく育つ下地が西武にある

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/04/06
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4日、ソフトバンク対西武 笑顔でどすこいポーズをする渡部

よくばり君こと西武渡部健人内野手(22)のプロ1号が、燃えさかる若き山賊打線をさらにたきつけた。

4日ソフトバンク戦。6回に待望の1発が生まれると、呼応するように山野辺翔内野手が直後から2安打。同期の若林楽人外野手が9回にプロ初安打を放った。若手台頭の“象徴”である呉念庭内野手が火付け役となって渡部が加速させた。

試合後、電話口からも安堵(あんど)の表情が伝わってくるかのようだった。父和秀さん(55)は「ホッとしてます。けど、本人がきっと一番ホッとしていると思います」。昨年8月に新型コロナウイルスに感染し、人工呼吸器をつけていた影響で、まだ声がかすれる後遺症が残る中、活躍を喜んだ。「本当に西武さんに入ってよかったな、と。手本になるようなすごいバッターがたくさんいらっしゃるので」。中村剛也内野手、山川の系譜を受け継ぐ1発だった。

巨漢打者に限らず、野手が大きく育つ下地が西武にはある。フリーエージェント(FA)移籍や、メジャー挑戦など次々と戦力が流出しても次から次へと選手が出てくる。昨季こそ「空白の1年」になったが、1軍で打てなかった悔しさが今季は爆発。山川、栗山、外崎の主軸3人が離脱してもその穴を埋める若手の活躍でリーグ1位の打率を誇る。さらに、予備軍のファームも2割8分7厘で12球団1位のチーム打率だから頼もしい。

昨秋ドラフトで7人中5人獲得する野手戦略をとった編成。ファームで育成された若手野手を積極起用する現場。両輪がかみ合ってきた山賊は、まだまだ強くなる。【栗田成芳】

(記録は6日試合前時点)

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