坂本勇人、アップデート繰り返し15年目の開幕へ

坂本勇人、アップデート繰り返し15年目の開幕へ

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/02/22
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巨人坂本(2月21日撮影・鈴木みどり)

打球の音が変わったのは、30スイングを超えたあたりだった。22日、巨人の沖縄・那覇キャンプ。坂本勇人内野手(32)は、午後に予定されている紅白戦前のフリー打撃に最終組で登場した。力みのないスイングで中堅から右方向に打球をはじき返していたが、30スイングを超えると左翼方向に鋭い打球を飛ばし始めた。確実にミートされた打球は甲高い音を残し、緑が映える左翼の芝の上で何度もはねる。中堅より左へ打球を集め、打撃練習を終えた。

「結果というよりは強く振って、守備もちゃんと動けたら、それでいいかなと思います」。前日21日、紅白戦への意気込みを聞かれると、自然体でこう返した。結果を求めないのではない。主将として、主軸として、3月26日のDeNA戦で幕開けする21年シーズンで結果を出すため、キャンプですべき最優先事項を「自己確認」に置いている。

地道な確認作業は練習からかいま見えた。トス打撃ではボールを上げてもらう場所を変えながら、石井野手総合コーチの助言に何度も耳を傾けながら、スイング軌道を確かめるようにバットを振り続けた。昨季に2000安打を達成。名実ともに球界を代表する遊撃手になった。それでも、他の選手の打撃練習も観察する姿は昔から変わらない。21日には、球界最長身2メートルのドラフト5位秋広優人内野手(18=二松学舎大付)の打撃練習を見て「僕よりも飛ばしている。見ていたらすごいなと思うので、純粋に。技術的に高いものを持っている」と、素直に言葉を発した。少しでも自分のプラスになるものはないかと、常にアンテナを張り巡らせている。

この日の紅白戦には、白組の「2番・遊撃手」で出場する予定。「すごくいい感じで、きています」と、順調な調整を送ってきた今キャンプ。ここからは実戦が入ってくる。新たな確認事項を丁寧に拾い上げ、さらなる「アップデート」を繰り返しながら、来るべき15年目のシーズンに備えていく。【浜本卓也】

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