誕生日翌日に悲報 美咲さん死亡判断 「一日も早く抱きしめたい」 母とも子さん、2年7カ月の願いかなわず

誕生日翌日に悲報 美咲さん死亡判断 「一日も早く抱きしめたい」 母とも子さん、2年7カ月の願いかなわず

  • 千葉日報オンライン
  • 更新日:2022/05/15
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2019年9月21日に山梨県のキャンプ場で行方不明になった成田市の小学生、小倉美咲さんが死亡したと14日、山梨県警が判断した。前日13日に10回目の誕生日を迎えたばかり。「無事に戻った美咲を一日も早く抱きしめてあげたい」。約2年7カ月にわたり愛娘を捜し続けた母親のとも子さん(39)の願いはかなわなかった。

「子どもたちの笑顔がすごく好き」。とも子さん自ら撮りためてきた美咲さんと姉の写真が、自宅のリビングに並ぶ。学校が大好きでベージュのランドセルを背負い楽しそうだった美咲さんに「仲の良い同級生たちと早く授業を受けさせたい」。強い思いが心の支えだった。

自宅からキャンプ場まで何度も車を走らせた。「だれかと一緒にいるかもしれない」。わずかな手がかりを求めチラシを配り、情報提供を呼び掛けた。一日で2千枚を配る日もあった。

「娘のことを知ってもらうために」と取材に応じ、SNSも活用。一方で「犯人」「募金詐欺」など、誹謗(ひぼう)中傷を受けた。刑事名誉毀損(きそん)罪で有罪判決を言い渡された男には賠償請求訴訟も起こすなど毅然(きぜん)と対応。「娘に会うために」。その後も活動をやめなかった。支援の輪は全国に広がった。

家族で開設したホームページに「だいすきなみさきへ」と題して「手紙」を書いた。「きっともうすぐあえるからだいじょうぶだよ! ぜったいにあえるから」。しかし、待っていたのは、あまりに悲しい再会だった。

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