広島矢崎が直球頼りから「変化」 佐々岡監督も評価

広島矢崎が直球頼りから「変化」 佐々岡監督も評価

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/11/21
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広島矢崎拓也(2020年10月31日撮影)

<みやざきフェニックス・リーグ:ヤクルト4-4広島>◇21日◇天福球場

広島矢崎拓也投手(25)が21日、佐々岡監督が視察に訪れた「みやざきフェニックスリーグ」ヤクルト戦で変わり身を示した。

最速149キロの直球にスライダーとフォークを交えた組み立てで7回まで2安打2四球2失点。背番号は来季から背負う41ではなく、13のままだったが、真っすぐだけに頼った投球からの脱却をアピールした。

力強いストレートだけでなく、スライダーやフォークでカウントを整えた。変化球の精度が上がったことで投手有利の投球ができ、決め球に選択した直球も生きた。3回まで無安打。4回に味方の失策から無安打で1点を失い、初安打が適時打となって2失点したが、5回以降も若いヤクルト打線に的を絞らせない投球で、セーフティースクイズの1安打に抑えた。

今季は中継ぎとして6試合に登板も、防御率9・39と結果を残せなかった。中継ぎという役割もあり、1軍では直球主体の投球に頼らざるを得なかった。「スライダー、フォークでカウントをとって、ストレート1本で相手に待たれないことを課題でやってきた」。2軍降格後は「2・5軍」で自分自身と向き合ってきた。シーズン終盤に中継ぎから先発に転向したことで配球に変化があることも新たな取り組みの追い風となり、変化球の精度向上が結果につながっている。

佐々岡監督も「変化球でストライクを取れれば打ち取れるか。真っすぐの制球面には課題を残しつつ、真っすぐだけでなく、変化球の精度を上げるということをやっている中で今日は結果が出ている。前回もいい投球をしている」と一定の評価をした。

16年ドラフト1位で入団し、来季はこれまで背負った13番から41に変わることが決まっている。「何か変化が起きるときは、自分にいいことにできるときだと思う。世間から見たらネガティブに映るかも知れないけど、変化が起きることは、自分に対していい未来」。積み重ねてきた感覚を洗練させて、来季は先発ローテーション争いに割って入りたい。【前原淳】

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