池江璃花子、東京五輪「狙っている」復帰後初V「びっくり」好タイムでぶっちぎり!/競泳

池江璃花子、東京五輪「狙っている」復帰後初V「びっくり」好タイムでぶっちぎり!/競泳

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  • 更新日:2021/02/24

競泳・東京都オープン最終日(21日、東京辰巳国際水泳場)白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20)=ルネサンス=が、非五輪種目の50メートルバタフライで25秒77をマークして優勝した。昨年8月にレース復帰後、5大会目で初めて頂点に立った。東京五輪代表選考会を兼ねる4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)への参加標準記録(27秒52)も突破。レース後、公の場で初めて東京五輪出場への意欲を語った。

ライバルを寄せ付けない圧倒的なレースだった。女子50メートルバタフライ決勝。浮き上がりは横一線も、池江は1ストロークですぐに前に出た。予選よりもゴールに近い40メートル付近で一度だけ呼吸をし、そのままテンポを維持。学生新記録の25秒77をマークし、白血病による長期療養からレース復帰後、5大会目で初めて頂点に立った。

「25秒台が出るとは本当に思っていなくて、すごくびっくりしたし、うれしい。50メートルで年内の王座奪還を目標にしていたので、まずは一つクリアできた」

26秒38で午前の予選を1位通過。東京五輪代表選考会を兼ねる4月の日本選手権に出場するための標準記録(27秒52)を予選で突破した。決勝は予選より0秒61もタイムを上げ、自身の持つ日本記録(25秒11)に0秒66まで迫る快泳だった。2位に1秒17差の圧勝劇。昨年8月にレース復帰してからわずか半年で、頂点に返り咲いた。

25秒77は本年度の日本ランキング1位で、2019年世界選手権では決勝進出に相当する好タイムだった。レース後、東京五輪への思いを問われ「アスリートとして狙っているところはみんな一緒だと思うので、それに向けて全力で自分は頑張る」と公の場で初めて東京五輪出場への意欲をみせた。

これまで池江は2024年パリ五輪出場を目標にすることを公言してきた。レースを重ねるたびにタイムを伸ばす20歳に、周囲から東京五輪出場への期待が高まる中でも慎重だった。この日の優勝で「今の自分の状況だったり、体の状況でいうと85点ぐらいはあげてもいい。今後に向けてすごく自信になる」と確かな手応えをつかんだ。

4月の日本選手権には、50、100メートルのバタフライと50、100メートルの自由形の4種目で参加標準記録を突破した。「日本選手権に出る方向は決まっている。出るからにはいい位置を狙いたい。しっかり目標を持って、目的を持って(出場種目を)決めていきたい」と東京五輪切符がかかる大一番を見据えた。病魔によって一度は消えた東京五輪への道を、20歳が再び歩む覚悟を示した。(角かずみ)

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日本学生新記録を樹立し、表彰状を手にする池江。レース復帰後、初優勝を喜んだ (代表撮影)

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