
山陰中央テレビ
新型コロナや原油高、物価高の影響で苦境に立つ事業者を支援するため、鳥取県は総額104億円の緊急対策を正式にまとめました。地域経済の立て直しを急ぎ、感染防止と経済活動の両立をめざします。
鳥取県は13日、新型コロナや原油高、物価高の影響を受ける県内の事業者を支援する総合緊急対策を正式にまとめました。主な内容は、エサ代や燃料代が高騰している畜産農家の支援に4億5千万円。原油高により燃料代が高騰している交通事業者の支援に1億1千万円。またコロナ禍で生活が困窮している人の光熱費の助成や支援体制の強化に13億5千万円など、総額は104億円にのぼります。
平井知事:
「緊急に対策をやらなければならない。喫緊の課題に取り組む中で、住民の安全安心・事業者の活力を回していく必要がある」
平井知事は今月31日から始まる5月定例議会に関連予算を提案、ほかの議案に先立って採決を行い、早ければ来月上旬にも執行する考えを示しました。