
24日未明、福岡市にあるマンションの建設現場に現れたのは、1台の白い軽自動車。
車から降りてきたのは、上下黒の服を着た2人組。
すると、建設現場に侵入。
2階に上がると、ライトをつけて物色を始めた。
5分後、出てきた2分組が持っていたのは、電線だった。
両手に抱えた、あわせて4束の電線を車へと運び出していく。
しかし、2人組の犯行はこれで終わらない。
今度は、建設現場のそばに車を停車。
大量の電線を盗み出すためだった。
そして、再び車から降りると、屋外に置いてあった資材から電線を見つける。
1人が電線の束を持ち上げると、もう1人にパス。
次々と車へと運び入れていく。
こうして、大量の電線を盗み出していった。
しかし、気に入らなかったのか、なぜか1束だけ返却。
あわせて電線11束を積んだ車は、現場を立ち去っていった。
犯行にかかった時間は、およそ13分だった。
事件当日、建設現場の周辺では、同様の被害が相次いでいたという。
警察は、同一犯の可能性も視野に、窃盗事件として捜査。
2人組の行方を追っている。
テレビ西日本