
大阪維新の会の笹川理府議(41)が、後輩の女性市議に対するパワハラ行為をしていた問題で、当時、党幹事長だった松井一郎氏が記者会見を開いた。
問題となっているのは5月8日に大阪維新の会・大阪府議団代表に就任した笹川府議(22日に辞任)。
2015年、同じ維新所属の宮脇希大阪市議(36)に、「ふざけんなや」などと威圧的な内容をLINEで送ったり、深夜に自宅を訪れたりするパワハラやストーカー行為があったと5月18日、週刊文春で報じられた。

恋心を持っていたかの質問に対し、笹川府議は「何と言っていいか分からないが、下心なんだと思う」と回答。
宮脇市議は「事を大きくしたくない気持ちが一番大きかったので、なるべく最小限にということで、当時の責任者に報告だけを上げた」と話している。
宮脇市議から相談を受けた松井氏は、笹川府議を口頭で指導したという。
会見で松井氏は「僕自身の8年前の対応に少し甘い部分があったと反省をしている」「数時間おきにこういうメールが来ますというのは見た」「今思えば文章の中身を精査すべきだったと思う」と述べた。
また、これが性的関係を迫る内容と知っていれば処分は変わったかという質問に、「除名だ」と語った。(『ABEMAヒルズ』より)