阪神・小幡がV2点二塁打 「絶対に負けるな」平田2軍監督ゲキに燃えた

阪神・小幡がV2点二塁打 「絶対に負けるな」平田2軍監督ゲキに燃えた

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  • 更新日:2020/11/22

(フェニックスリーグ、巨人3-6阪神、21日、清武第2)阪神・小幡竜平内野手(20)が21日、巨人戦に「1番・遊撃」で先発出場。八回に勝ち越しの2点二塁打を放った。同日、「SMBC日本シリーズ2020」が京セラドームで開幕。ソフトバンクと対戦する巨人とは1軍で今季8勝16敗だったが、平田勝男2軍監督(61)が試合前に「絶対にジャイアンツに負けるな」と檄。若虎が闘志を燃やし、応えた。来季の虎は強いで!

晴れた宮崎の空にふわりと舞い上がった白球は左翼線で弾んだ。巨人-ソフトバンクの日本シリーズが開幕した日、南国の地で若虎がGを倒した。殊勲は決勝の2点二塁打を放った小幡。飛躍の3年目へ、貪欲だ。

「上(1軍)でも(巨人に)やられっぱなしだった。自分も途中で1軍に合流して、肌で感じることができた」

2-2で迎えた八回2死二、三塁。右横手投げの田中優の外角球に逆らうことなくはじき返した。三走・坂本、二走・片山もかえってくる。序盤から1点を追う展開だったが、執念で追いつき、最後は突き放した。

今秋、巨人と初対戦となった13日。1軍から合流したばかりの小幡は「2番・遊撃」で先発出場も一塁悪送球を犯し、井上ら他のメンバーもミスを重ね、1-5で敗戦。これに平田2軍監督が激怒した。この日の試合前のミーティングで指揮官は「絶対にジャイアンツに負けるな。この前も負けたから、今日は絶対(勝とうと)。フェニックスでも負けたらいかん。巨人のユニホーム見たら燃えなきゃ」と喝。これに小幡が反応した。

若手中心のメンバーで臨む宮崎でのフェニックス・リーグ。振り返れば今季、小幡が最も好成績を残していたのが巨人戦だった。G戦13試合に出場し、打率・276(29打数8安打)。10月2日に決めたプロ初の猛打賞も伝統の一戦。チームとして今季8勝16敗と大きく負け越したシーズンだったが、打倒・巨人というタテジマの宿命を体現した男に虎党はほれた。

「ファームでも常に意識してというのは大事だ。思うだけでもチームも変わってくると思う」

8月から初めて1軍の空気を味わった小幡は意識改革を口にした。一回には俊足を生かした内野安打を奪い、マルチ安打。高卒3年目の来季は遊撃のレギュラー奪取が求められるため、オフのテーマを下半身強化と設定。振り込み量を増やし、徹底的に体を鍛える。

「とにかくアピールして。自分がやるべきことを明確にした上でいろいろ取り組んでいきたい」

どれだけ負けが込んでいてもGを倒せば許される。これが阪神-。虎の意地とともに成長する。(菊地峻太朗)

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八回、勝ち越しの2点二塁打を放った小幡。G倒に燃えていた(撮影・松永渉平)

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