「月」と「太陽」対決 森保日本ピクシー率いる強豪セルビアに競り勝つ

「月」と「太陽」対決 森保日本ピクシー率いる強豪セルビアに競り勝つ

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/06/11
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日本対セルビア 試合を終えタッチを交わす森保監督(左)とセルビア代表のストイコビッチ監督(右)(撮影・横山健太)

<国際親善試合:日本1-0セルビア>◇11日◇ノエスタ

日本(FIFAランキング28位)が、1-0でセルビア(同25位)から価値ある白星を飾った。森保一監督(52)就任後、初めて欧州勢と対戦。後半にMF伊東純也(28=ゲンク)が日本の国際Aマッチ通算1300号となるメモリアル弾を決め、ストイコビッチ監督率いる強豪に競り勝った。既に首位で進出を決めた9月からのW杯アジア最終予選へ、7大会連続の本大会出場を目指す日本にとって大きな自信となった。

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日本代表森保監督とセルビア代表ストイコビッチ監督。Jリーグが生んだ「月」と「太陽」のスター対決が実現した。スーツ姿の2人は試合直前、グータッチで健闘を誓い合った。

試合前日に森保監督は「この戦いで我々が世界で勝っていく基準を確かめられる。今どれくらいできるか計るには最高の相手」と意気込んだ。就任後、初の欧州との対戦。日本が7大会連続W杯出場を果たせば、1次リーグで対戦するかもしれない強豪国だ。

3月に就任した愛称「妖精」ことストイコビッチ監督は「日本人は努力を惜しまない精神で、年々よくなっている」と賛辞を惜しまない。母国を2大会連続、指揮官として初めてのW杯に導くため、愛称「ポイチ」こと森保監督の日本に真っ正面からぶつかった。

2人は選手、監督として主に90年代以降、Jリーグでしのぎを削った。守備的MFとして地味な仕事と発言に徹した広島時代の森保監督に対し、ストイコビッチ監督は名古屋で派手な得点、直情的な発言、天性のカリスマで引っ張った。2人が監督で対決した12、13年は森保監督が広島で連覇。正反対のキャラクターだが、ともにJリーグを発展させてきた。

試合は前半、日本が優勢に立った。FW大迫が故障離脱した1トップにはMF古橋が抜てきされ、2列目にMF伊東、鎌田、南野を配置した。

待望の先制点は後半3分に生まれた。鎌田の右CKにDF谷口が頭でゴール前へ。外側から進入してきた伊東が右ダイレクトで決めた。韋駄天(いだてん)の28歳は「強い相手とやる方が楽しい。1対1で勝っていきたい」と決意していた。これが日本代表の国際Aマッチ通算1300得点のメモリアル弾となった。

今回の代表活動は3週間以上の長期に及ぶ。同時にU-24日本代表も活動するため、オーバーエージ枠で選出された主将DF吉田らが不在でベストメンバーではない。この日、主将マークを巻いた34歳DF長友は「W杯を見据えて、自分たちの積み重ねてきたサッカーを出せればいい」と話していた。

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