
富山県内で進む少子化について新田知事は、女性の県外流出を課題に挙げ、結婚数の増加に取り組む考えを示した。
富山県内で進む少子化について新田知事は、女性の県外流出を課題に挙げ、結婚数の増加に取り組む考えを示しました。
新田知事
「お花畑に花が咲かなくなったわけではない。お花畑とはカップル、そこに花が咲かないんじゃない。花は2本ずつちゃんと咲いているお花畑がなくなりつつある。いわゆる婚姻数が激減しているということ」
新田知事は、25日の定例会見で少子化問題について問われ、県内女性の県外転出が県内転入を上回っている現状を課題に挙げ、新年度予算に対策費を計上して取り組む考えを述べました。
新田知事
「女性が男性の4倍流出している。大変な男女のアンバランスが起きている。富山にいない方々、富山から出ていった方々に(政策が)やっぱり届いていないわけですね。本県としてまた違ったアプローチをしていこうということです」
県のまとめによりますと、去年9月までの1年間に県内から転出した女性は、県内への転入を780人上回っていて、このうち20代が9割近くを占めています。