村田改め朝志雄が新十両昇進「ホッとした気持ちとうれしさと両方」一問一答

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/07/21

村田改め朝志雄(あさしゆう、26=高砂)が新十両昇進を決めた。日本相撲協会は21日、大相撲秋場所(9月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、朝志雄の新十両昇進を決めた。名古屋場所は東幕下5枚目で6勝1敗の好成績だった。

右膝の大けがで序ノ口まで番付を下げる苦境を乗り越え、関取の座をつかんだ。同日、東京都内の部屋で会見。以下、一問一答。

◇   ◇   ◇

-今の心境

朝志雄(以下朝) (名古屋場所)千秋楽の相撲を勝って、あの相撲で昇進確実と分かったのでホッとした気持ちとうれしさと両方来ました。

-初土俵から4年半

朝 1年半で幕下筆頭まで上がったが、膝をけがしてしまって悔しい思いをした。同期、後輩が昇進する悔しい思いもしたが、腐らずに上を見て稽古に精進してきた結果だと思います。

-しこ名は

朝 「志」はしこ名を変えるときにいれたいと思っていた。地元の「志摩」の1字でもある。「雄」は勇ましい意味がある。字画も見ていただいた。

-3年前にけがした場所

朝 ご当所でもある名古屋場所でけがをした、本当に悔しい場所だった。この場所で決めたい、より強い思いを持って臨んだ。いい結果を残したい。この名古屋で決められたのはよかった。いい相撲をとって、上がる上がらないは時の運だがそういう思いは強かった。

-矢後との一番は

朝 同い年で前から知っている間柄。気持ち的にはリラックスして相撲がとれた。(決まり手は)内無双になったが、矢後関の足がちょうど切りやすいところにあったので、いってみようかなと。名古屋場所の最後を勝って終わりたいと思っていた。けがなく場所を終えられたのがよかった。

-一番苦しかったのは

朝 けがが一番、自分の中で大きくて1年休場して序ノ口まで落ちて、悔しい思いはした。そこで腐っちゃいけないと思って、あせりもいけないと。自分の相撲に徹した。

-支えは

朝 地元の人たちが「けがさえ治れば大丈夫」という言葉が支えに。

-刺激の存在

朝 若隆景関は(東洋大で)4年間、一緒の釜の飯を食って、その存在が(名古屋場所は)新小結になって活躍した。1日でも早く追いつきたいと思った。

-師匠になって初の関取

高砂親方 やっぱりうれしいですね。元々力はありましたし、けがが多かった。ここ数場所は稽古場で踏み込みもよかった。体も大きくなったなと。夏場所後から踏み込み、当たりがよくなってきた。左差して出る相撲がとれていた。立ち合いの当たりが全然、変わってきた。稽古場のような相撲をとれたのが6勝という成績につながった。

-性格は

高砂親方 まじめなタイプ。このままいってほしいと思っている。立ち合い、もっと当たって前に出る相撲を磨いてほしい。上でも相撲がとれると思う。さらに上の番付がある。1つ1つ自分の夢に向かってほしい。けがだけは気をつけて。

-師匠の言葉を聞いて

朝 稽古場では「立ち合いもっと当たるように」指導されて、そこを強く意識してやってきて、名古屋場所で結果出た。いい環境でやらせてもらっている。

-膝の不安は

朝 申し合いできない時は自分で考えてぶつかりとか、下半身強化に時間をあててきた。そこがよかったかなと思います。

-来場所の目標

朝 ここがゴールじゃなく、まだまだ上の番付がある。さらに上にいけるように稽古に精進していきたい。

-次の夢は

朝 幕内昇進だと思うが、欲張ると足元をすくわれる。まずは来場所の勝ち越しを目指して頑張りたい。

◆朝志雄(あさしゆう) 本名村田亮(むらた・りょう)。94年8月8日、三重県志摩市生まれ。東洋大から17年春場所、三段目100枚目格で初土俵。東洋大の同期に若隆景。18年名古屋場所で西幕下筆頭まで番付を上げながら右膝の大けがで序ノ口まで落ちた。183センチ、154キロ。得意は突き、押し。

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