
南海放送
今年度の愛媛県内の地価調査の結果が公表されました。
県全体の平均変動率は31年連続の下落となった一方で地価の上昇地点は大幅に増加しています。
県が公表した地価調査によりますと、県内410地点の平均地価は昨年度から300円下がった1平方メートルあたり4万7700円。
県全体の変動率の平均はマイナス1.3%と31年連続の下落となりました。
最も変動率がプラスとなったのは松山市南江戸3丁目808番6などで、1.9%となっています。
最高地価は、住宅地で松山市持田町4丁目168番2の1平方メートルあたり23万7000円。
商業地では松山市大街道2丁目4番13が1平方メートルあたり83万8000円で30年連続1位となっています。
地価の上昇地点は27地点と昨年度より20地点増えていて、調査を行った不動産鑑定士はコロナ禍からの景気回復や松山市の再開発などが地価に影響していると分析しています。