
◆第95回センバツ高校野球大会第1日 ▽1回戦 高知4―1北陸(18日・甲子園)
高知が北陸(福井)に勝利し、2年連続で1回戦突破。上宮を抜いて歴代26位の春20勝、浦和学院、星稜を抜いて歴代34位の春夏通算36勝目を挙げ、高知勢は春夏通算190勝となった。
先発した2年生右腕・辻井翔大は初回に先取点を献上するも、直後の2回、2死一、二塁から、辻井が左中間へ2点適時三塁打をマーク。右腕が自らのバットで点を取り返した。7回1/3を108球投じ、6安打1失点の快投を披露。「初回すごく緊張して、バタバタしてしまったが、自分のバッティングで余裕を持つことが出来ました。2回以降は余裕をもって、特に強いストレートをしっかり投げ切れたことが、勝因につながったと思います」と振り返った。浜口佳久監督は「いい投げっぷりで投げてくれたなと思います」と評価した。
高知は23日、2回戦の第3試合で、履正社(大阪)と対戦する。2年生右腕は「次もしっかりとチームを勝たせたい」と前を見据えた。