アメリカの債務上限問題をめぐり、軍の制服組トップが「国家安全保障にも影響を与える」と懸念を示しました。
【映像】扶養控除の見直し案浮上 児童手当18歳まで引き上げで
「もし債務不履行に陥れば、経済的に大きな影響を受け、それが国家安全保障にも影響を及ぼすだろう」（ミリー統合参謀本部議長）
ミリー統合参謀本部議長は25日、債務不履行を回避しなければ給与の支払いだけでなく、部隊の士気にも関わると強調したうえで、各地で行われている大規模な軍事演習は「おそらく多くの場合、減るか中止になる」と懸念を示しました。
債務上限問題をめぐってはロイター通信によりますと、社会保障を除き、議会の可決が必要な「裁量的支出」の総額を巡り話し合いが続いているとみられ、共和党議員からは早ければ26日にも合意に達する可能性があるという声も上がっています。（ANNニュース）
