
道に不法投棄された大量の屋根瓦=15日、西原町森川
沖縄県西原町森川の里道で17日までに、大量に捨てられた瓦が見つかった。町と浦添署は不法投棄とみて連携して対応している。
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瓦は2・7メートル四方の範囲に高さ80センチほどに積み上げられている。形をとどめている物もあれば、砕けて破片になっている物もあった。家屋の屋根ふき替えか、取り壊しで不要になった屋根瓦とみられる。
近隣住民の話によると、2日夜から3日昼までに何者かが投棄した可能性が高いという。現場は人通りや車通りの少ない道だが、車の抜け道になっている。
住民から連絡を受けた町は、現場をコーン標識で囲って保存。町のホームページに写真を掲載し、防止を呼びかける予定。浦添署も付近の防犯カメラなどをチェックし、捜査している。
現場を確認した森川自治会の安座間喜得自治会長は「不法投棄は連鎖して、またごみが捨てられる。住環境を守るため、絶対に許さないという地域社会の姿勢が大切だ」と話した。
(浦添西原担当・比嘉直志)