相次ぐ果実の盗難に最新技術で対策です。JA南アルプス市が遠隔でも畑の状況が把握できる高性能防犯機器を導入しました。
【写真を見る】度重なる果物盗難に終止符を! JA南アルプス市で導入 高性能防犯機器と500台の防犯カメラで警戒強める
浅川博仁記者:
度重なる果物盗難に終止符をうつため新たに取り入れられたのは…
優れた2つの機能をもつ防犯機器です。
8月5日、JA南アルプス市が新たに取り入れた高性能防犯機器の説明会を行いました。
『ここは立ち入り禁止です。』
不審者が畑にいれば自宅からでも声をかけることができ…
畑の様子も4G回線でいつでもどこでも把握できます。
果物の生産者:
(ソーラー発電で)電源もいらないし雨天もいいという事なのでありがたい。
果物の生産者:
今これだけ盗難が発生しているから、そういう意味では何らかの対処をしなければいけない状況というのは切実な問題かなと思います。
今シーズン南アルプス市内では、果樹の盗難事件が12件発生し、被害は少なくとも1500個、100万円相当に上っています。
今後シャインマスカットの収穫も始まることからJA南アルプス市は、この高性能防犯機器とすでに購入している500台の防犯カメラで警戒を強めています。