
能見篤史氏(右)と談笑する岡田監督(撮影・中田匡峻)
5連勝中の阪神は貯金を今季最多14として、2位DeNAと4ゲーム差。巨人との3連戦を前に、早くも単独首位のまま30日から始まる交流戦へ向かうことが確定した。
シーズンの行方を左右すると言われる交流戦は、05年にスタート。岡田監督は前回、監督を務めた04~08年の成績は…。
05年21勝13敗2分け 3位(優勝)
06年21勝15敗 3位(2位)
07年9勝14敗1分け 10位(3位)
08年15勝9敗 2位(2位)
※()内はシーズンのリーグ最終順位
4年のうち3年で勝ち越しを決めており、通算66勝51敗3分けとなっている。
ちなみに10~12年のオリックス監督時の成績は…
10年16勝8敗 1位(5位)
11年15勝7敗2分け 2位(4位)
12年10勝13敗1分け 7位(6位)
シーズンの最終成績は芳しくないが、10年に優勝も果たしており、交流戦に限れば成績は上々だ。
昨年の矢野阪神は、歴史的な開幕出遅れを喫しながらも、交流戦で12勝6敗と巻き返しに成功。最終的には3位でCSに進出している。岡田阪神はパ・リーグとの対戦でも強さを発揮できるのか。まずは上昇気配の宿敵・巨人相手に5カード連続勝ち越しを決め、勢いを持続したまま交流戦に向かいたい。