
救急車がスリップ事故 ガードレールに衝突 予定より24分遅れて病院到着【長野・小海町】
この雪の影響で長野県内では路面凍結によるスリップ事故が相次ぎました。南佐久郡小海町では患者を搬送していた救急車がスリップし病院への到着が予定より24分遅れました。
24日午後7時すぎ、小海町千代里の国道で急病の80代の男性を乗せて佐久市内の病院へ向かっていた救急車がスリップして道路脇のガードレールに衝突しました。
患者は別の救急車に乗せて24分遅れで病院に到着しましたが、容体に変わりはなかったということです。一緒に乗っていた80歳の女性が腹の痛みを訴え、小海町の病院に運ばれましたが、軽傷の模様です。
このほか救急車には運転していた20代の男性など3人の隊員が乗っていましたが、けがはありませんでした。
一方、松本市元町の市道では24日夜9時半すぎ、浅間温泉方面から県方面へ向かっていた路線バスが道路脇の電柱に衝突しました。
バスの乗客は3人でいずれも軽傷、運手にけがはありませんでした。
警察は路面凍結によるスリップ事故とみて詳しい原因を調べています。