警察署長が特殊詐欺予防へ“紙芝居”手作り 朗読劇サークルやデイサービスで活用へ 北海道函館市

警察署長が特殊詐欺予防へ“紙芝居”手作り 朗読劇サークルやデイサービスで活用へ 北海道函館市

  • HBCニュース
  • 更新日:2023/06/01
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警察と大学生が作った特殊詐欺の被害を防止する動画が紙芝居となり、活躍の場が広がりました。きっかけとなったのはHBCテレビ「今日ドキッ!」の放送でした。

今年2月にHBCテレビ「今日ドキッ」で伝えたニュース。函館西警察署と教育大学函館校の演劇部がコラボして作った特殊詐欺の被害を防止する動画を紹介しました。

この放送を見た北広島市の朗読劇サークルが「活用したい」と函館西警察署に申し入れた事をきっかけに、動画を誰でも扱える紙芝居にリニューアルしました。

26日、朗読劇サークルに完成した紙芝居セットが手渡されました。

朗読劇ふらっと 石田智子代表
「私たちが高齢者なので、西警察署の方たちが、年齢的には紙芝居がいいかなって感覚だったんだと思います」

一方、函館では教育大学の演劇部が紙芝居を実演披露し、市内のデイサービス事業所などに6セットが贈呈されました。

実は、この紙芝居セット、すべて函館西警察署の署長が手作りしたものでした。

函館西警察署 高橋勇吉署長
「最初に作ったのはこれです。恥ずかしいんですけど段ボールを使えばできるかなと思った」
「お願いされた方がちょうど自分の母親くらいだったということもあるので、むげにできない」

中学時代、技術の評価が常に、最も高い「5」だったという高橋署長。材料は「100円ショップ」で揃え絵画の額縁を転用するなど、随所にアイディアと技が光ります。

函館西警察署では、防犯に役立つオリジナルの紙芝居を募集し、夏には、高橋署長と一緒に紙芝居セットを作るイベントも予定しています。

HBC北海道放送

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