菅義偉首相の本音「五輪を中止したい」...強行開催の感染爆発で秋の衆院選“自民党の大敗”

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2021/06/09

今週の注目記事・第1位「朝日『五輪中止社説』社内バトル全内幕」(『週刊文春』6/10日号)

同・第2位「菅義偉 6・18『五輪中止』を決断する」(『週刊現代』6/12・19日号)

同・第3位「パンデミック五輪に猛進するニッポン」(『ニューズウイーク日本版』6/15日号)

同・第4位「総力特集 それでもやるのか東京五輪 『中止世論を逆転させろ』『無観客は認められない』五輪スポンサー『㊙議事録』を公開する」(『週刊ポスト』6/18・25日号)

同・第5位「これが次代の総理か『河野太郎』が闇のバス旅行でデタラメ政治資金」(『週刊新潮』6/10日号)

同・第6位「岡田将生&鈴木唯アナ、コロナ禍で育む<巣ごもり愛>――人気俳優に初の熱愛」(『フライデー』6/18日号)

同・第7位「『近鉄採用担当者は私をラブホに……』就活女子大生の告発」(『週刊文春』6/10日号)

同・第8位「『東北福祉大』監督が4400万円交際費で書類送検」(『週刊新潮』6/10日号)

同・第9位「中日門倉コーチ失踪泥沼ダブル愛人と<借金トラブル>」(『週刊文春』6/10日号)

同・第10位「しらせ艦長<出会い系不倫>で<座礁中>」(『週刊文春』6/10日号)

同・第11位「『私、もうダメ……』深田恭子と2人の男」(『週刊文春』6/10日号)「急増『適応障害』に陥った『深田恭子』が『うつ病』危機」(『週刊新潮』6/10日号)

同・第12位「れいわ山本太郎 立憲馬淵澄夫らが掲げる『消費税5%』」(『サンデー毎日』6/20日号)

同・第13位「韓国『BTS』血統書付きではない『メンバー選抜法』と『売り出し戦略』」(『週刊新潮』6/10日号)

同・第14位「11億円詐欺逮捕社長は小池百合子のタニマチだった」(『週刊文春』6/10日号)

同・第15位「ドンファン妻キンプリに<隣人ストーカー>」(『週刊文春』6/10日号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

今週は東京五輪の話題でもちきり。あと1カ月近くになるというのに、菅首相の答弁は何をいっているのか理解不能。

こんな首相はいらない! そう思っているが、タイムリミットは刻々と近づいている。

さて、結末はどうなるのか、まだまだわからない。

初っ端は紀州のドン・ファン妻・須藤早貴(25)の話から。

亭主の亡くなった後、ジャニーズの人気NO.1『King&Prince』の神宮寺勇太(23)に入れあげ、ストーカーのようなことまでしていたと、文春が報じている。

野崎社長急死のわずか約半年後、探偵業を営むXのところへやってきて、こういったという。

「私はジャニーズが好きで、彼らの日常が知りたいんです。尾行して突き止めてくれませんか」

中でも神宮寺がどこに住んでいるのか、自分だけの彼の写真が欲しいと要求したという。

そうしたカネは、野崎の会社の代表取締役になっていたから、報酬の一部として3800万円を振り込ませ、使っていたという。

マンションが判明するとそこに引っ越し、神宮寺がバイクが好きだとわかると、自分も大型自動二輪車の免許を取得し、バイクを神宮寺のバイクの隣に置いたりしたそうだ。

何とか、彼と親しくなろうとしたのだろう、須藤が神宮寺のバイクなどにGPSを取り付けていた時期があったと、警察は見ているようだ。

プロ愛人稼業や高級デリヘルで働き、鼻の下の長い年寄りたちからカネをふんだくり、ジャニーズに貢いでいた須藤という女性は、19歳の時、札幌市内に住む61歳の男性から約1200万円を詐取したこともあったという。

警察はさまざまな情報をメディアにリークしながら、彼女を「悪女」に仕立てていこうと考えているようだ。だが、彼女の犯行を裏付ける具体的な証拠を持っているわけではないと、私には思われる。裁判は、検察側に厳しいものになる気がする。

お次は、注目を集めることが飯より好きな小池都知事のお話。

太陽光発電や浄水装置開発などを手掛けるテクノシステムの生田尚之社長(47)が、東京地検特捜部に逮捕されたのは5月27日。

会社が債務超過に陥っているのに、金融機関から約11億円を騙しとった容疑だ。負債総額は約150億円にもなるという。なぜ多くの投資家や金融機関が生田社長を信用したのかというと、応接室に飾ってある政治家たちと写っている写真だったそうだ。

小泉純一郎元首相、原田義昭元環境相などもいるが、最も濃密な関係を築いてきたのが小池都知事だという。小池は都内の自宅に太陽光発電パネルを設置し、「エコだハウス」と称した。

そこに生田が食い込み、関係を深めていったようだ。生田の裁判で、さらなる小池との深い関係が公になる可能性もあるのではないか。小池にとってまた頭の痛い話が出てきたようだが、腹の据わった彼女は、動揺することなどないだろう。

今や韓国のではなく、世界的なグループになったBTS(防弾少年団)についての新潮の記事。グラミー賞は惜しくも逃したが、今年5月には「ビルボード・ミュージック・アワード」では4冠に輝いた。

歴史のあるトークショーにも出演して、今や世界のアイドルである。BTSが所属する「ビッグヒットエンターテイメント」は、昨年10月に韓国株式市場で上場したが、時価総額は一時、1兆円を超えたそうだ。

4月にはアメリカのメディア総合企業のイサカ・ホールディングスを10億5000万ドルで買収すると発表した。ここにはジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデといった歌手が所属しているそうだが、先日、トーク番組に出演したBTSは、司会者から「ジャスティン・ビーバーと共演するのは夢ですか?」と聞かれ、「彼とは同じ会社なので、一緒にやりたいといってくれれば共演する」と答えたそうだ。カッコいい!

BTSには格差社会や不公平な競争社会を批判する曲もあるという。愛だ希望だ夢だと、甘ったるい歌詞と下手な踊りで百年一日の日本の幼いアイドルグループとは違うものを、BTSは持っているようだ。映画も音楽も、韓国に追い越され、離され続けている。日本で誇れるのはマンガ『鬼滅の刃』しかないのでは、それもむべなるかなである。

もし東京五輪が開催されたら、すぐに菅首相は解散に打って出るであろう。

立憲民主党などの野党にとってはチャンスであることは間違いないが、それには野党が足並み乱れず共闘が組めるかどうかにかかっている。

サン毎で、ジャーナリストの鈴木哲夫が、れいわの山本太郎と立憲民主党の馬淵澄夫が立ち上げていた「消費税減税研究会」なるところが、5月31日に最終報告書をまとめたと書いている。

そこが提言したのが消費税を5%にするという目玉政策を掲げて、共闘しようというものだ。

現実主義の立憲民主党の枝野代表は、選挙のためならいいというのではないか、国民民主党も共産党も是とする方向だという。

コロナ収束後には増税ラッシュになるのは間違いない。魅力的な政策ではあるが、有権者を納得させる裏付けがあるかどうか。

単なる選挙向けの口約束だけでは、有権者だってバカではない。有権者を納得させる丁寧な説明、実行力を示さなければいけない。

ところで、「適応障害」と診断され、当分の間休養すると発表した深田恭子(38)だが、半同棲生活を送っている不動産会社シーラホールディングスの杉本宏之会長(43)とは順調だと、文春が報じている。

2人は「婚前契約」を結んだという。杉本は会社の株式上場に向けて準備を進めており、上場すれば彼の資産は莫大なものになるそうだ。この契約を結んでおけば、「事実上の結婚に近い、たとえ破局したとしても、結婚と同様に、資産を配分する内容です」(杉本の知人)

彼女の「適応障害」は、雅子皇后も長らく苦しんできた病だが、新潮によれば、厚労省の統計では2002年に全国で約9000人だった患者が、2017年には約10万1000人にもなっているという。

さらにコロナ禍の影響で増えていて、特に女性に多いそうである。

深田のように、デビュー以来25年間、寝る間もなく真面目に働き続けてきた“がんばる”女性は要注意である。それに彼女は、酒に誘眠導入剤を入れて飲んでいたらしいが、これが一番いけない。

立川談志師匠も、ビールを飲みながらハルシオンボリボリを長年やっていたため、高座に上がれなくなってしまった。だが一念発起、自ら入院してビールとハルシオン断ちをして、あの、神が舞い降りてきた「芝浜」を演ることができたのだ。深田もこの“悪習”をやめれば、近いうちに復帰できるはずだ。

文春が、南極観測船「しらせ」を率いる白方将司艦長(47・階級は一等海佐)が、出会い系アプリで出会った既婚者のA子と男女の関係になり、勤務中にも卑猥なやり取りをしていたと報じている。

海上幕僚監部は、「隊員たるにふさわしくない事実があれば規則に基づき厳正に処分」するといっている。誌面にはLINEのやり取りまで出ているのだから、白方は厳正に処分されるのだろう。

5月15日に忽然と消えた中日ドラゴンズの二軍投手コーチ、門倉健(47)の居場所がわかったようである。

ようやく自宅に帰った門倉は、医者に診てもらったら「うつ病」のようだ。

それにしても奇妙な蒸発劇だった。同居している次男が起きると、鞄もスマホも財布も置きっぱなしだった。そして20日、球団に退団届が届いたのである。妻の元にも手紙が届き、「色々と迷惑をかけてごめんなさい。落ち着いたら連絡します」と書いてあった。

妻のところに取材陣が殺到したが、仲はよく、毎日のようにビデオ通話をしていた、借金はない、女性がいたとは考えられないと、涙ながらに答えていた。

それでも、門倉の行方は杳として知れなかった。自殺したのではないかという噂まで出た。

だが、文春によれば、やはり女性問題があったようだ。相手は都内に勤めるドラゴンズファンのアラフィフの美魔女Xで、既婚者だという。それに、ファンとの飲み会で知り合ったYという女性とも付き合っていたというのだ。

Yとの関係は終わったようだが、Xとは拗れ、門倉は追い詰められていたという。
フライデーDEGITAL(6/2〈水〉20:02配信)によれば、失踪前に中日ドラゴンズである事件が起きていたという。

「愛人の夫が門倉との不倫に気づいて、球団に対し、電話でクレームを入れてきたんです。球団が問い詰めると門倉はアッサリと認めた。門倉の嫁さんは激怒しました。失踪したのはその後です」(球団関係者)

フライデーは、門倉が横浜市内の公園で、寝袋にくるまって野宿しているところを発見され、自宅に戻っていると報じている。どんな顔でメディアの前に出てくるのだろう。

女子ゴルフのメジャー大会「全米女子オープン」で笹生優花が優勝した。3日目は見たが、優勝はどうかなと思っていた。逆転優勝したと知って驚いたが、いずれはメジャーで勝つ実力があると思っていた。

なにしろ飛距離がすごい。プレーオフで敗れた畑岡奈紗も安定感のあるゴルフをするから、女子の世界は日本人ゴルファーが席巻するかもしれない。

男子のナンバー1は松山英樹である。その松山の恩師である東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督(59)に、高級クラブで散財した高額の交際費が発覚し、詐欺で刑事告発されたうえ、書類送検されていたと新潮が報じている。

2019年10月に仙台北税務署が大学へ税務調査に入り、阿部の交際費が突出して高いことが判明して、大学の監事だった犬飼健郎弁護士が調査したという。

新潮が入手した犬養による上申書には、平成27年度だけで、阿部の交際費は4400万円を超え、それも銀座の高級クラブに1回当たり10万円を超える額が支払われているというのだ。

大学の経営陣でもない一介の職員が使える額ではない。だが折からのコロナ禍で報告が遅れ、今年の春、千葉公慈学長から「税法上は問題ない」とされた。

阿部監督は昨年4月には学長室長へと昇進し、学内を掌握しつつあるという。だが、これを問題視した元教員が、宮城県警捜査二課に、詐欺だとして告発したのだ。書類送検され、今は検察で捜査が行われているという。

日本で初めてメジャー大会を勝った松山英樹を育てた監督が、もし詐欺罪で有罪などになったら、阿部を恩師と仰ぐ松山は嘆くだろうな。

文春が、近鉄の30歳前後の採用担当者が、社に来た就活女子大生に惚れてLINEで呼び出し、エントリーシートを見てやるからと酒を飲ませ、ラブホへ連れ込んで肉体関係を持ったと報じている。

結局、彼女は二次面接で落ちてしまったが、「採用に至らなかったのは私の力不足、会社に恨みはありません」と潔い。このことを告白することで、「少しでも就活生へのセクハラが減ることを願って」いるという。

表沙汰にしないで泣き寝入りする女子学生は多いと思う。こういう卑劣な輩は実名で報じてやりたくなるな。

ところで、6月3日で、43人が犠牲になった雲仙・普賢岳(長崎県)の大火砕流から30年が経った。中には週刊新潮専属やフリーのカメラマンもいた。

私はフライデー編集長だった。うちのカメラマンも何人か派遣していた。担当編集者に、長くなるから一度引き上げさせてくれと伝えた。火砕流が襲ったのは、その2、3日後だった。

亡くなられた方たちを悼むとともに、あのとき、もし私が何もいわなかったらと思うと……、合掌。

フライデーは、俳優の岡田将生(31)とフジテレビの鈴木唯アナ(27)が「巣ごもり愛」を育んでいると報じている。

岡田にとっては初めての熱愛発覚だそうだ。昨年12月、岡田が出演した映画『さんかく窓の外側は夜』の完成披露試写会の時、鈴木が岡田をインタビューしているが、知り合ったのはもっと前だという。

2人の行動パターンは、岡田が車で迎えに行き、途中で買い物をして、岡田の自宅で巣ごもりするというパターンだという。鈴木は早稲田大学国際教養学部出身で、英語力は抜群だそうだ。お幸せに。

さて、ポスト菅候補のトップになった感のある河野太郎にも、安倍前首相の「桜を見る会」と同様のデタラメな政治資金収支報告書不記載があると、新潮が報じている。

河野も年に1回、後援者たちをバス旅行に連れていっている。東京方面が多く、国会に寄って、昼食、劇団四季の劇を見て帰る日帰りで、参加費は1万円前後になるという。

河野が挨拶に出てきたり、河野の妻が講演者たちと一緒に回ったりするそうだ。

だが新潮が調べてみると、これについて政治資金収支報告書に記載が全くないというのである。また、このバス旅行の主催者であるはずの「河野太郎後援会」が政治団体の届け出さえしていないというのだ。

もし、参加費では足らず、河野後援会が差額を補てんでもしていたら、安倍の「桜を見る会」疑惑と同じ構図ではないかと、新潮は斬り込む。

私は、河野の父親の河野洋平元衆議院議長とは長いお付き合いだが、彼は政治家二世、太郎は三世である。潤沢な資金と熱心な昔からの支援者がいるから、選挙など心配しなくていい。

そうした気の緩みが、こうしたところに出ているのではないか。総理の座を目指すなら、どこからも後ろ指をさされない一層のクリーンさが求められるはずだ。

ポストは、東京五輪のスポンサーたちが組織委とオンラインで「パートナーミーティング」を開催したときの議事録を入手したという。

といってもこれは、渡辺周編集長がやっている「Tansa」が手に入れたものだが、そこには「なぜ無観客なのか」、小池都知事が代々木公園でやる予定だったパブリックビューイングを、急遽、ワクチン接種会場にしたが、それに対する不安などが、組織委にぶつけられたという。

開催されたのは4月28日。だが組織委は「決まっていないことが多いので、分からない」としかいえなかったようだ。

少し前のことではあるが、このような状態で開催できるのか、スポンサーならずとも心配を超えて、辞めてしまいたいと思うのではないか。

私事で恐縮だが、6月4日、金曜日にワクチン接種に行ってきた。歩いても20分ぐらいのところにある個人病院だが、雨と風が強かったためタクシーで行った。

予約時間の11時少し前に着いた。ここは東京・中野区で一番大きな個人病院で、院長は私より年下だが、長年の友人で、年に一度、ここで人間ドックをやってもらっている。

中に入って受付で、第1回目のクーポンを貼った予診票と健康保険証を差し出す。

奥の待合室に入ると、すぐに名前を呼ばれた。K医師からワクチンの仕組みについて説明される。メッセンジャーがなんたらこうたらといわれるが、理解不能。「これは最新の情報だが」といいながら、「元木さんには難しいだろうと思うが、お酒を週に2、3回飲む人と、飲まない人とでは、ワクチンの効き目にかなりの差が出ることが分かった」。私は、「御存じのように私は毎日飲むから、効き目はなおさら低いんでしょうね」と聞く。K医師は苦笑いしながら、2回目の接種は3週間後だから、何とか飲まないように努力はできませんか?」。私は「無理でしょうね」。

副反応について。「コロナ腕といわれるように、かなりの確率で、腕や身体の筋肉に痛みが出たり、発熱したりします。すぐには出ないで、夜寝るときに出ると思います。

それを緩和するための薬を出しますので、毎食後に飲んでください」。後で出されたのは「カロナール」と「麻黄湯(マオウトウ)」というものだった。

「カロナール」は熱を下げたり痛みを抑えたりする薬で「麻黄湯」は古くからかぜの初期に使われてきていて、節々が痛むときに効果があるそうだ。

私のほうから質問。「御承知の通り、私は基礎疾患の宝庫で、特に、糖尿病と高血圧の持病があるので心配しているのだが」。K医師「糖尿病は心配ないということが分かってきているが、怖いのは高血圧。接種後に卒中を起こす可能性はある」。「あなたはその心配はない」といってもらいたかったが、そこで問診は終了。時間にして約10分。

キレイだがややツンとしている看護師のところへ行ってワクチン接種。チクリともしない。腕がいいのか?

終わると、15分にセットされたタイマーを渡され、待合室で待つ。1人30分間隔ぐらいだろうか、次々に高齢者が来るが、待合室が一杯になることはない。

15分経って、薬をもらって外に出る。やや微熱があるような気はするが、腕の痛みを含めた副反応らしきものはない。オフィスで体温を測る。朝は36度5分、接種後は36度6分。2回目は6月25日。以上が私のコロナワクチン接種体験記である。

今日で5日が経過したが、肩の痛みも頭痛などもない。

正直にいえば、私は接種にためらっていた。他国と比べても高い接種後の死亡率。ファイザー製はまだ安心だが、モデルナやアストラゼネカは急遽承認されたものだから、日本人への副反応がどの程度かよく分からない。それを、牛や豚じゃあるまいし、1日100万人というふざけた目標を掲げた菅首相の命令一下、数珠つなぎで打たれてはたまらないと思っていた。

しかし、接種を終えてみて、かすかだが少しホッとした自分がいる。個人的には東京五輪など中止して、希望するすべての国民にワクチン接種をして、ゆるやかに以前の平凡な生活に戻っていけるようにすべきだと思う。その第一段階が、ワクチン接種であるはずだ。

先週のニューズウイーク日本版で接種体験記を書いていた英国在住のジャーナリスト、コリン・ジョイスは、1回目はアストラゼネカ製だったが、コロナ腕にかかり、痛みはそれほどではなかったが、「不快感は6週間続いた」そうだ。

イギリスでは5月26日時点で、成人の72.9%が1回目の接種を終え、44.8%が2回目の接種を完了、重症化しやすいという70歳以上の市民はほぼ全員接種を終えたという。

こうした大量接種を可能にした要因の一つは、1回目と2回目の接種の間隔を最大12週間開けるという政府の決定だったという。「少数の人を完璧に保護するより、できるだけ多くの人に一定の予防効果を提供することを優先した」からだという。

尾身茂感染症対策分科会会長の参院厚生労働委員会での発言が注目を集めている。尾身会長は「本来は、パンデミック(世界的大流行)の所で(五輪を)やるのは普通ではない。やろうとするのなら、強い覚悟でやってもらう必要がある」と述べたのである。

覚悟も対策もない菅首相への痛烈な批判である。剣道四段のサムライが意を決して突き付けた、この国への檄だと私は思った。

メディアでは、菅や西村には伝わってもIOCに伝わらない苛立ちからの発言などと的外れな論調もあるが、尾身のこれまでの発言を見れば、国民の命と安全を蔑ろにして五輪を強行しようとする菅への苛立ちであることは間違いない。

今週のニューズウイーク日本版で、西村カリン・フランスリベラシオン紙東京特派員が「パンデミックに猛進するニッポン」をレポートしている。

「五輪本番が近づいた今、復興五輪とはあまり言われなくなった。代わりにキャッチフレーズになったのは『安心・安全な大会』。ただ、その安全を保証するのは無理がある。
『今回のオリンピックはやらないほうがいいと思うので、協力しない。少なくとも僕の周りの人たちは、なぜオリンピックをやるのかという疑問を持っている人がほとんどだ』と、横須賀にある民間病院の病院長は言う。『東京に来ないでくださいとまで言っているのに、なんで世界から人を集めるの? もうちょっと一貫した議論をやって欲しかった』

東京五倫の是非についての議論が全くないことは、海外から見れば大変な驚きだ。

本誌のインタビューに応じた山口香JOC(日本オリンピック委員会)理事はこう分析する。

『政府や五輪組織委、JOCからはこれまで一度も、もしかしたらできないかもしれないという話が出たことはない。それはパリ行きの飛行機が一旦飛んだら、パリに着陸することだけを考えろというようなもので、途中で何かあっても、違うところに降りたり、引き返したりすることはできないというマインドでいる。だから国民は不安なんですよ』

筆者が東京都や福島、大阪、長野、群馬の各県で数十人の一般人を取材したところ、東京五輪をやってもいいと答える人は一割以下だった。

『いろいろな心配があるからやめたほうがいい、無理』と高齢者は強調し、若者も『普通にレストランにも行けないのに、なぜオリンピックだけOKなのか』といった意見がほとんどだ」

政府や組織委がいっていることも疑問だらけだとしている。

「政府や組織委員会が国民を安心させるために言っていることは、現実と大きく異なる可能性が高い。例えば、『外国からの報道人は一般人と接触しない』という点はどうか。

五輪を取材する日本在住の記者は、来日したばかりの外国人記者とメディアセンターで接触する。その後に公共交通機関で帰宅したり、買い物をしたり、保育園に子どもを迎えに行く。つまり、一般人と外国報道人は間接的に接触することになる。

『プレイブック』と呼ばれる感染防止策の手引書も、実効性が問われる項目が少なくない。例えば報道関係者の間の密を避けることは、現実的には難しい。

6月1日にオーストラリアの女子ソフトボール選手団が群馬県太田市に到着した際には、狭い場所に数十人のカメラマンや記者が集まった。筆者も現場にいたが、1人当たり70センチ四方程度のスペースしかなかった。だが記者は文句を言わないし、いえない。いえば自分の仕事ができなくなるからだ。

来日する予定の8000人の海外報道陣は試合だけではなく、幅広いテーマについて取材するのが目的だ。『それは禁止だ、行動を監視する』と政府が強調しても、既に一部の海外記者は監視されないように戦略を考えている。例えば、記者はスマートフォンで自分の位置情報を政府に報告することが求められるが、それはあくまでスマホの位置情報だ。日本にスマホを2台持ってくれば大丈夫だと考えている記者もいる」

西村は、もはや菅首相も組織委も、五輪開催は宗教的なものだと見ている。

「橋本はこのような困難な時代だからこそ大会を開催し、分断された世界で記す絆の再生に貢献し、スポーツの力で社会を1つにすることが五倫の価値であると確信している。安心してお越しください。アスリートの皆さんの健康は組織委員会が必ず守り抜きますとまで述べた。東京五倫は科学より、宗教的信念に近い言葉に支配されつつある」

さて、東京五輪開催に猛進している菅首相だが、現代はまったく違う見方をしているのが面白い。

菅首相は五輪中止する可能性があるというのである。

6月11日から英国コーンウォールで行われるG7サミットでは、菅が世界に対して「安全・安心の東京五輪」をアピールする見込みだという。

「豪州代表の来日に合わせ、官邸内ではスタッフが競うようにしてNHKなどテレビ局に電話をかけまくり、『来日の模様を報道してほしい』と要請しました。官邸の圧力と受け取られたかもしれませんが、五輪の気運を高めるためには、手段などを選んでいられない」(官邸スタッフの1人)

現代で、政権の現役閣僚のひとりがこう打ち明けている。

「菅さんは、ホンネを言えば五輪を中止したい。『五輪反対』の世論を無視して強行開催し、その後に日本国内で変異株が広がって感染爆発が起きれば、秋に行われる衆院選で自民党が大敗するのは確実です。だから、中止できるならそうしたい。

しかし、この期に及んで中止を日本側から宣言すれば、IOC(国際オリンピック委員会)とは完全に決裂し、いったいどれほどの損害賠償を請求されるかわからない。当然、責任は総理が負うことになる。止めるに止められない。もはや、『どうか何も起きないでくれ』と祈るしかない」

さらに菅の側近たちは最近、懊悩のあまり、錯乱したかのような菅の姿を見て、戦慄したという。

「ワクチンが間に合うか、変異株の拡大を止められるか、すべてが正念場なのに、総理がいきなり、『すべては、運次第だ!』と言い放ったのです。国民の命が懸かっているのに、バクチに身を委ねるという。正気なのかと、恐ろしくなりました」(官邸関係者)

心が揺れに揺れている菅首相は、

「海外のメディアが日本のコロナ感染状況や、その対策に疑問を呈している。菅さんは国内メディアの報道は『見ない』ことで無視しているが、海外メディアの報道には敏感です。
五輪を開催するのはいいが、変異株に対する日本の水際対策の甘さや、一般市民の検査不徹底による潜在的な感染危険度を、海外が問題視し始めています。G7サミットで海外首脳らの反応が悪ければ、帰国後、一転して菅総理が中止を宣言する可能性は十分にある」(別の官邸スタッフ)

最近、安倍晋三前首相が復権を狙っているという情報が飛び交っていることも、菅の気持ちをぐらつかせている。

菅の唯一の援軍は二階俊博幹事長である。
「二階は『五輪は(安倍の)負の遺産じゃないか。菅総理はその尻拭いをさせられてかわいそうだ』などと、常に菅を庇っている」という。

実は水面下で二階は、フランスと交渉し、東京五輪再延期の上、2024年の日仏共同五輪の道も模索していたというのだ。

「意外なことに五輪強硬派ではない二階の存在が、菅の決断をアシストするかもしれない」と現代は読んでいるが、はたしてどうか。

今週の第1位は、文春の朝日新聞社説、「五輪は中止せよ」が掲載された裏側を詳細に報じた記事に捧げる。

5月26日の朝日新聞朝刊に「五輪中止」社説が掲載されるまでには、社内で怒号が飛び交ったと文春が報じている。

社説を担当する論説委員室では、今年の3月頃から五輪中止を求める社説の議論が出ていたという。委員は約30人。ここは報道や編集部門から独立した組織になっているそうだ。

25日の夕方、中止社説が載ると分かり、社内から、「なぜ今日載せる必要があるんだ」「中に朝日が五輪のスポンサーであることを明記すべきだ」「取材現場での影響をどう考えているのか」という声が飛んだが、掲載に踏み切った。

皮肉なことに、同日、今年の3月期の決算で創業以来最大になる441億円の赤字を出したことが発表されたのである。

前にも書いたように、東京五輪を中止するなら、夏の甲子園も中止するべきである。朝日的な二枚舌ジャーナリズムでは、読者はますます離れていくに違いない。

それが証拠に、朝日(6月2日付)は一面トップで「五輪 海外選手団が来日」と打った。だが、読んでみれば、来日したのは豪州の女子ソフトボール選手団、合わせて29人だけである。

この程度の記事は、第二社会面で「豪州女子ソフト選手団ひっそりと来日」とやるべきである。これでは、東京五輪へ世界各国から続々と選手団が来るような、五輪開催が決定的になった印象を与えてしまうのではないか。それこそ菅政権の思う壺にはまることになる。

それにしても東京五輪には腹の立つことばかりが多い。スポーツニッポン(5月19日付)は「コロナで死亡は“自己責任”五輪選手らに同意書義務付け」と報じた。IOCが、猛暑やコロナ、ワクチン接種で死亡しても自己責任だから、我々は責任は負いませんよということだ。選手たちは怒るだろう。

スポーツ報知(5月29日付)は「五輪パラ選手村で酒類持ち込みが可能と判明『選手同士の交流の場』規制せず」と報じた。

毎日新聞(5月31日付)も「政府『五輪選手村での酒禁止なし』 野党は『特別扱いだ』と批判」と報じている。

「政府は31日の野党との会合で、東京オリンピック・パラリンピックの選手村での飲酒やアルコールの持ち込みが禁止されていないと明らかにした。選手の部屋などに食事を提供する『ケータリングサービス』にも酒が含まれるという。政府は10都道府県に発令している緊急事態宣言で、飲食店に酒の提供禁止を求めており、野党から『特別扱いだ』と批判が相次いだ」

国民には酒を飲むなと禁酒を強いておいて、選手たちには酒を飲んでどんちゃん騒ぎも無礼講とはあんまりじゃありませんか。

おまけに、組織委(橋本聖子会長)が五輪選手村に16万個配布するコンドームには浮世絵が描かれているっていうんだ。これぞ究極のお・も・て・な・しだな。バカバカしくて涙が出るぜ。(文中敬称略)

まずは現代から。

「60歳になったらおしり筋を鍛えなさい-転倒、腰痛…これで防げます」。

これはSEXYグラビアではないが、使われている写真はなかなかエロい。

「あの美しいおしりをもう一度 藤田ニコル、ローラ、池尻愛梨など」「白峰ミウ、清楚なヘア-人気グラビアアイドルがついに」

袋とじは「元静岡放送キャスター・杉本佳代、Gカップ未公開フルヌード」。なかなかの迫力といいボディである。西田幸樹の撮り方もいい。

お次はポスト。

いきなり巻頭から「Momoco写真館、ふたたび-1980年代アイドルが最高に美しかった頃 後藤久美子、森尾由美、斉藤由貴」

袋とじは元日テレアナの「脊山麻理子、待ち焦がれた美バストの頂」「バスト100cmグラドルB8、おっきなオッパイにキュンです」「奥山かずさ、ありあまる光艶-日本一売れる女優のエロスなカラダ」。彼女って私好みだな。

袋とじは「1972年の実写春画-日本を代表する写真家がフランスで撮っていた」。見てのお楽しみだが、今見るとな……。

最後は「ついに5000DLを突破した『私の知らない妻』」

どちらも合併号だが、イマイチ工夫がない。甲乙つけがたく、今週は引き分け。

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