
西武・源田
5年連続ゴールデングラブ賞に輝く西武の名手・源田壮亮内野手(30)が今季初守備機会で初失策を記録した。
26日のオリックス戦(ベルーナ)に「2番・遊撃」として今季初のスタメン出場をした源田。試合前「ワクワク感もありますし、今日が僕自身の開幕になるので緊張感もありますが、チームのために頑張ります」と語っていたが、遊撃手として初の守備機会は0―3の5回に訪れた。
先発・松本が杉本の左線二塁打と茶野の送りバントで一死三塁のピンチの場面、ここで西武ベンチは前進守備を指示。そして、9番・紅林の遊ゴロが源田の左へ。難しいバウンドにシングルハンドで合わせにいったが、打球は無情にもグラブの土手付近で弾み、源田の頭上へと跳ね上がった。
二塁手・外崎がこのカバーに回ったが捕球した時には三走・杉本は楽々と本塁生還。スコアボードの「E」ランプが点灯し、源田の2023年初の守備機会は適時失策スタートなった。
しかし、源田はこの守備のミスをすぐにバットで取り返した。0―4の6回二死二塁の第3打席で、オリックス先発・山岡の縦スラを左前へ。二走・長谷川が生還し、今季初安打が適時打となった。
東スポWEB